伊勢志摩は、三重県にある人気の観光地で、豊かな自然と歴史・文化が魅力で、毎年多くの観光客が訪れます。
そんな伊勢志摩を訪れる機会があり、賢島宝生苑に宿泊しました。賢島宝生苑は、賢島の高台に位置する旅館で、美しい海と夕日を一望できる絶景が自慢。本記事では、賢島宝生苑の宿泊記をご紹介します。
宿泊までの準備
賢島宝生苑に宿泊するにあたって、事前に以下の準備を行いました。
宿泊予約:宿泊サイトの【agoda】が一番安価だったので予約。
交通手段:電車で行く場合、近鉄名古屋線で約40分、「賢島駅」から徒歩約10分。車で行く場合、伊勢自動車道「賢島IC」で下車後、約10分。
私たちは電車で移動でしたが、改札は一か所のみで出た後に右に行くと各ホテルのシャトルバスがお迎えに来ていましたのですぐにわかると思います、
宿泊当日
チェックインは、15時から可能です。団体のお客様も多いホテルですが、スムーズなご案内をしていただきました。
館内は、和の雰囲気が漂う落ち着いた空間です。ロビーには、大きな窓があり、海の景色を眺めることができます。売店やマダム御用達のブテック風なお店も見え、温泉旅館に来たのだなと感じる雰囲気です。
客室
客室は全室オーシャンビューです。宿泊した客室は、2つの棟があるうちの、燦陽棟(さんようとう)で広々とした和室でした。もうひとつの華陽棟(かようとう)は、より大浴場に近いのですが、移動する際の距離はあまり感じませんでした。
窓からは、雄大で静かで穏やかな英虞湾の海がこのように臨めます。ひとつの華陽棟ですと、夕日を眺めることもできます。夕暮れ時は息をのむ美しさでした。
夕食
夕食は、お食事会場で日本料理のフルコースを選択。地元の食材を使った料理が美味しかったです。
特に、お造りが新鮮で美味しく、アワビのステーキは小ぶりながらも柔らかく、程よい歯ごたえもありました。
半個室風になっていますので、隣は気にならないレイアウトだったのが良かったです。
夕食から戻るとお部屋にお布団の準備がされており、ポットに冷水の準備もしてくださってました。
温泉大浴場
賢島宝生苑は、男女ともに大浴場を1つ、露天風呂は2か所を併設しています。大浴場や露天風呂からは、海の景色を眺めながら、ゆったりとお風呂を楽しむことができます。特に夕日の時間帯は素晴らしいものがありましたので、夕食の前にぜひ行かれることをおすすめしたいです。華陽棟に宿泊の場合は同じ棟にあるため便利ですが、燦陽棟であっても遠さは感じませんでした。
もうひとつある露天風呂は少し外のガーデンが見えるもので、寝そべって入るお風呂や露天風呂が2か所ありました。ここに行くまでは大浴場から下に降りる階段があり、タオルを巻いて移動することができます。人も少なく、こちらもゆったり入ることができ、おすすめです。
脱衣所にはいつもお掃除や案内をしてくださるスタッフの方が常駐しており、それがとても親切で良いと感じました。
朝食
朝食は、英虞湾を臨む会場で、地元の食材を使った料理を使った、和洋折衷のバイキングでした。宿泊金額を考えると納得の内容で、特にあおさのお味噌汁がおいしかったです。
チェックアウト
チェックアウトは、10時です。団体さんも多い旅館ですが、それを感じさせない広さがあり、個人客でも丁寧にお見送りをしてくださり、おかみさん風の方がずっと手を振ってお別れをしてくださいました。電車でお越しの方は賢島の駅までマイクロバスで送迎をしてくださります。
まとめ
賢島宝生苑での宿泊は、美しい海と夕日、そして美味しい夕食に、心も身体も癒されました。
特に温泉は賢島で初めて源泉を引き込んだ天然温泉で、海に浮ぶ真珠筏とリアス式海岸が描く眺望は、碧色に、茜色にと朝・昼・夕・夜とそれぞれ異なる情景を映しだしていました。保温効果があり、肌がツルツルになったと思います。
賢島宝生苑は、伊勢志摩を訪れる際に、比較的リーズナブルに宿泊でき、温泉が良かったです。昭和な雰囲気を上手に残す旅館ですので、そのような感じがお好きな方におすすめしたい旅館です。
また、老舗で大型旅館のため、施設内にあるお土産屋さんの品ぞろえが充実していましたので、ここで購入するのが一番良いと感じました。こちらで購入した「乾燥あおさ」は非常に美味しく、軽いので荷物にならずオススメです!
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