バンコクのご旅行の際にどこのホテルに泊まったら良いかお悩みではありませんか?バンコクには安宿から5つ星まで無数のホテルがありますので、選ぶのにとてもご苦労されると思います。
今回私たちはタイへのプチ移住の手始めとしてアゴダを通して「ステイブリッジ スイーツ バンコク スクンビット(Staybridge Suites Bangkok Sukhumvit)」に宿泊してみて、またリピートしたいと思ったので、その魅力をご紹介いたします。
日本人の方に人気のプロンポンの街、スクンビットのソイ24にステイブリッジ スイート バンコク スクンビット(Staybridge Suites Bangkok Sukhumvit)はあります。
この物件は2023年に完成し、野村不動産が現地の関連会社を通じデベロッパーとして開業、運営はインターコンチネンタルグループのIHGが管理している、超最新の新築サービスアパートメントです。
建物は2棟あり、いずれもホテルやサービスアパートメントのレジデンスとして、両方の営業をしています。
とても管理が行き届いており、長期滞在としても生活がしやすい物件でしたのでご紹介いたします。
窓から見える風景は都会のビル群で都会を感じながらも点在する緑に心癒されますし、皆様のホテル選びの第一候補となること間違い無しです!
\このホテルの宿泊料金をチェック/
ステイブリッジについて
周辺環境
Staybridge Suites Bangkok Sukhumvitはスクンビット通りから南側に位置し、ソイ24の中程にあり、最寄り駅であるBTSプロンポン駅からは徒歩8分という好立地です。
実際に女性の足でホテルから駅までストップウォッチで計り歩いてみましたが、ちょうど8分でした。
バンコクは歩道の道が悪いことが多く、本当に歩きにくいのですが、このsoi24は平坦で道幅も比較的広く歩きやすいのが魅力です。
また、この通りは高級なホテルやコンドミニアムが多くあり、他の通りとは一線を画す雰囲気で落ち着きがあり、治安もよく夜も安心で、人通りがあるも良い点です。
また、シャトルバスが07:00-20:00まで30分おきにエンポリアムのレジデンスの車寄せ付近まで運行しており、便利でここまで来ればプロンポンの駅はすぐです。
逆にホテルに戻りたい際は、ホテルから来たシャトルバスに乗ればそのまま連れて帰ってくれます。(夜間は1時間おき)
周辺環境として最大の魅力は物件敷地内に日本食を多く取り扱う、フジスーパーの最新店舗となる5号店が併設されていることです。
フジスーパーが併設されたサービスアパートはシティーリゾート以外では初めてだそうです。
その他にはKARDIカフェと、その上にはKARDIの売り場が併設、日本食レストランなどがあり、大変に便利でした。
また、BTSプロンポン駅前にはエンポリアム、エムクオーティ、エムスフィアという大型高級ショッピングモールが3つもあり、それぞれにグルメマーケットという高級スーパーもあるので便利です。
エムスフィアは23年12月にできた最も新しいモールで、IKEAもあります。
エンポリアムにはスシローや大戸屋などもあり、いつでも手軽に日本食が食べられる環境が整っていました。
タワーの紹介
タワーは2棟あり、合計411室でタワー1、タワー2という名称。
お部屋の方角は北側と南側に位置します。それぞれに役割があり、以下のように分かれています。
共有の施設はすべてタワー1に集約していますが、9Fで繋がっておりますので、移動の遠さは不便は一切感じませんでした。
タワー1はソイ24から奥のタワー、手前はタワー2です。
いずれのタワーも中層階を境にホテルとレジデンスフロアが分かれていることで落ち着いた滞在が可能です。
<タワー1(24階建)2023年1月開業>
- ペット可
- チェックインカウンター、ミニマート
- レストラン(オールデーダイニングで名称はORIGAMIで朝食会場もここ)
- 共有のファシリティはすべてこちらにある。プール、大浴場、ラウンジDEN、会議室(要予約)、フィットネスジム(ゴルフシュミレーター、コワーキングスペースは9Fで繋がっているタワー2にあり)
<タワー2(30F建て)2023年7月開業>
- ペットは不可で、タワー1と差別化をしています。(アレルギーなどのある方は2の棟がよい)
- 客室は29Fまでで、現在30Fにルーフトップバーを建設中とのこと。
- 地下にフジスーパー、1FにKARDIカフェ、その上にKARDI店舗、とんかつ屋(「こせき」美味しいのでオススメ)、温泉スパ、美容クリニックなどがありました。
- 私はタワー2に宿泊しましたが、15Fを境にそれより上はサービスアパートメント、これより下がホテル宿泊者と分けているそうです。15Fは両方のお客様で利用する場合があるとのこと。(タワー1も中層階を境に同様とのこと)
予約方法
IHGのサイトから予約をすると、インターコンチネンタルグループのポイントが付きます。
予約サイトからですと特にアゴダはプロモーションを多く見ることがありましたが、比較をしてみてください。
お部屋
2つのカテゴリーのお部屋に宿泊しました。
2 Twin Studio Suite(ツインルーム 28㎡)
このカテゴリーは両方の棟で合わせて10部屋ほどしかないため、希望される方は早めの予約がよさそうです。
(基本はサービスアパートメントなので、ほとんどの方が単身で利用するので、その部屋のほとんどがワンベッドルームとのこと)
宿泊した時期2024年1月時点でアゴダでは一泊2名一室4,110バーツ(税込み)でした。
全てのツインベッドのお部屋は、横のキングサイズのワンベッドルームとお部屋とつなげて広く使うことのできる、コネクティングルームの設定とのこと。
そのため、実際に宿泊をしてみて感じるのは、音が手に取るように聞こえたので、もしも隣にゲストがいた場合に声に敏感な方にはおすすめはできないと思いました。
ツインベッドのお部屋のシングルベッドのサイズは107x200cm。
ちなみにキングサイズのベッドの大きさは、幅182cm x 200 cm。(King bed size 6 ftでタイのスタンダートサイズです)
バスタブはなし。お部屋の平米数は少ないですが、2名で過ごしても間取りが良いのかあまり狭さは感じませんでした。
ただし、これが長期となれば話は別でリビングが別のほうが良いと思います。
1 King One Bedroom Suite Living Area (45㎡)
リビングルームとベッドルームが別になっており、広い印象。
家族で生活の時間帯が異なっても支障が出にくく、かなり使い勝手が良かったです。
このお部屋はとてもおススメできると思いました。
宿泊した時期の2024年1月時点でアゴダでは一泊2名一室5,937バーツ(税込み)でした。
洗濯乾燥機はすべてのお部屋に設置がありますが、このカテゴリー以上から洗濯乾燥機に扉が付き、収納されたタイプとなり、音が緩和されます。(Electrolux(エレクトロラックス)製)
冷蔵庫はこのカテゴリー以上から冷凍庫が個別に上につくタイプとなります。
その下のカテゴリーは冷蔵庫の中に製氷機が付くタイプなのですが、それでも冷蔵庫は大きく、使い勝手の良いものでした。(シャープ製)
ベッドの設定はキングサイズのみ。この部屋は収納もたっぷりな上、広い納戸もありました。
ベランダがありサッシが開けることが可能でした。
(網戸はなし。30㎡以上の1ベッドルームスイートタイプにはバルコニーがあるのでサッシも開けるとが可能)
スタジオスイートタイプにはバルコニーがなく、10-15㎝ほど窓を上に上げて開けることが可能でした。
トイレはこのカテゴリーだと、日本と全く同じ設定のTOTOウォシュレットの設置となります。
共通のもの
キッチンシンクの大きさ
47x40cmで一般的なタイのシンクより大きいもので使いやすかったです。
もちろん日本と比べると激小ですが、タイは料理をあまりしないのもあると思います。キッチンカウンターの高さは90cmで日本より少しだけ高めでした。
調理器具などはスタンダードなものが揃っており、すぐに料理は可能でした。
洗濯乾燥機
すべての客室でElectrolux製(エレクトロラックス)が設置されています。本体にQRコードがあり、簡単な使い方が見れましたので画像を貼ります。
とはいえ、あまり詳しいものではないので追記しますが、一番左が粉洗剤、真ん中が液体洗剤、右は柔軟剤。このElectrolux製のものは慣れませんし、乾燥も時間がかかりますが、あるのは本当にありがたいです。
タイの宿泊施設にあるのは、こちらのものが本当に多いです。
ヘアドライヤー
パナソニック製のドライヤーが設置されています。こちらのドライヤーは最近よくホテルでよく見ますが、本当に髪の毛が短時間で良く乾きます。
ロングヘアでも問題がなく使え、イオン機能はありませんが小型で使い勝手が良いです。
Fast Dry Series 型番EH-ND37
ベランダと窓関連
すべてのスタジオタイプにバルコニーはありません。
窓ははめ殺しタイプですが、少しだけ上に開けることができ、10-15センチほど開閉でき、空気の入れ替えをすることが可能でした。
ワンベッドルームの30㎡以上からベランダ付きで、サッシには網戸が付いていて便利でした。
タイは網戸のある施設が少ないので貴重です。
ベランダの幅は思ったより幅が狭いものですが、きちんと高さのある手すりもあり安全な設計となっています。
ベッドルームなどに小窓がある場合は上記と同様に開けることが可能です。
9Fの共有エリアについて
ラウンジDEN
なんと利用は24時間可能!
皆さんここで仕事をしたり、テイクアウトした食事を取られて、それぞれの時間を過ごしていました。
9Fの共有エリアにあり、南側の風景が見え、景色が抜けているせいか9Fとは思えないほど景観は素晴らしかったです。
前にちょうどホテルが建設できるほどの空間の空き地があったので、いつか正面にホテルなどができるかもしれませんが。
ドリンクはネスレのドリンクマシーンから、美味しいカプチーノやタイティーが飲め、それがとても良かったです。
スナックは1種類だけ、おっとっとのような物が用意されていました。
他には、冷水、お湯、紅茶、インスタントコーヒーもありました。
月、火、水の5時半から6時半までソーシャルイベントの開催があり、簡単なおつまみとドリンクが提供されます。
ホテルの方が工夫され、一生懸命運営していました。
- おつまみ(日替わりでピザ、餃子、ポテトサラダ、卵焼き、唐揚げ、春巻き、スティック野菜など)
- スナック(ポテトチップス、ナッツ、ドライフルーツ)
- ドリンク(シンハービール、チャーンビール、赤と白ワイン、ソフトドリンク)
温泉
利用は06:00-23:00までの広い大浴場には大きな浴槽が1つ、その横に水風呂、洗い場は3つ、シャワーブースが1か所、サウナがあります。
大浴場のお湯の温度はいつも41度で管理されており、ジャクジーのような泡が出るような時間帯もありました。
お風呂にはオーストラリア産のオーガニックのシャンプー、リンス、ボディーソープの用意があり、なかなか良かったです。
ちなみに名称は温泉ですが、もちろん天然温泉ではなく大浴場で、現在のタイではこのような温泉施設が沢山あります。
脱衣所には10個以上のロッカーに鍵がついており、同じフロアにある、フィットネスジムやプールの後にも利用することができ、大変に便利な造りとなっていました。
バスタオルとフェイスタオルの用意があり、お部屋から持っていく必要はありません。
お部屋と同じ、非常によく乾くパナソニックのドライヤーが2台、くし、ヘアキャップ、ヘアゴム、ボディークリームのみありました。
クレンジングやフェイスフォームはありません。給水機もありました。
・シャワーのお湯の温度が一定しないことがあり、お子さんは気を付けてあげたほうがよいかもしれません。
・日本のように何かあった際に通話可能な電話機がありませんでしたので、ご高齢の方はどなたかと一緒に行かれたほうが良いと個人的には感じました。
フィットネスジム, ゴルフシュミレーター
24時間利用可能な大変に広々としたジムは、南側の景色を楽しみながら豊富な器具からトレーニングができます。
タオルやお水の用意もあり、快適そのものでした。
同じフロアのタワー2にゴルフシュミレーターがありました。
その前にはコワーキングスペースがあり、こちらもドリンクコーナーがあり、ベランダで外に出ることもでき、とても使いやすそうでした。
プール
06:00-20:00の間、利用が可能。プールは20メートルほどの十分な長さのあるものでした。
途中で仕切りがあり、キッツ用はスペースが別に分かれていました。チェアはたくさん用意があり、カバナも設置されていました。
朝食
オールデーダイニングのORIGAMIで5:30-10:00まで営業。
広々としたセンスの良いレストランで、ヌードルやエッグステーションなどを含み、多くのバリエーションがありました。
タイ料理が一番美味しく感じ、個人的にはパン以外は全て美味しかったと思います。
スタッフの方も愛想がよく、気持ちのよい朝が迎えられると思います。
入口手前の座席は外から日が入り明るい印象で気持ちが良いです。
コーヒーやヨーグルトもとても美味しかったです。
まとめ・メリットやデメリット
いまバンコクで一番の話題となっている新築の宿泊施設、Staybridge Suites Bangkok Sukhumvitはとても良かったと思います。
若いスタッフの方が頑張っておられ、共有施設の清掃も余念がなく、清潔で管理をしっかりしている印象を強く持ちました。
ソイ24は落ち着いた雰囲気で高級感がある通りですので、そのような雰囲気を求められる方にはとても良いです。
都会の雰囲気もあり、バンコクの大都市を風景を存分に楽しめると思います。
そして、現在もフジスーパーが近い箇所に住んでおりますが、このレジデンスは併設されています。
これは、初心者としてはこのような環境に身を置くのは何ものにも代え難い安心感だと感じています。
ホテルとして宿泊する場合は中層階以下にアサイン、サービスアパートのレジデンスとして賃貸する場合は中層階以上となるそうです。(その境は15F位からとのこと)
スタジオタイプの30㎡で一か月72,000バーツほどからの賃料だそうです。
日本語は通じないと思ったほうが良いですが、一人だけ日本語の通じるTakumiさんという超ソフトな男性がフロントにおり、その方がとても親切でした。
どちらの棟に宿泊しても眺めは良さそうですが、北側のお部屋ですと暑いバンコクでも涼しく感じるかもしれません。
以上、Staybridge Suites Bangkok Sukhumvitの宿泊体験記でした!
コメント