日本から持ってきた疲れ目で使っていた目薬がそろそろ無くなってきましたので、バンコクの量販店や化粧品なども扱うドラッグストアに買いに行きましたが、タイで目薬を購入するのはとても苦労した経験をしました。
どうもタイは日本とは異なる事情があるようです。
同じような経験をされる方がいらっしゃらないように、我々のような移住組やご旅行者の方にも参考になればと思い、今回はそのことを記録にしたいと思います。
目薬はどこに売っている?
タイで目薬を買うには、ファーマシー(薬局)に行かないと売っていません!
でも、マツキヨ、ツルハドラッグなどの日系のドラッグストアでは見つけることができませんでした。
例えば日本のドン・キホーテや化粧品を扱うドラッグストアなどですと、同じ建物内で簡単に買えるのですが、タイはそうではありません。
先日、バンコク市内のドン・キホーテに行きましたが、ファーマシーに行ってくださいと言われました。
ドン・キホーテの建物内を探すと出入り口の片隅に小さなファーマシーがあり、ここでしか医薬品の販売はしていませんでした。
でも目薬はタイで販売されている製品のものしかなく、なんと3種類程度しかなく非常に驚きました!
そう考えると日本は本当に便利だと感じてしまいました。米国などは旅行しても当然、目薬は簡単に手が入りますがタイは大きく異なっていました。
こう考えますとほかの東南アジアの国はどうだったのかと思い出すことができません。
どんな種類があるの?
私が探した中で一番多くの種類のあった店舗は、チットロム駅から徒歩で行ける「BIG C ラチャダムリー店」の大規模なファーマシーコーナーでした。
ですが、それでもこの程度の種類しかないのです。
購入したときの様子
私は普段よくパソコンやスマホを使いますので疲れ目があり、それを販売員さんに英語で伝えますが、そんな言葉はあまり通じませんでした。
好みのスーッとするようなタイプも一切ありませんでした。
調べて分かった独特な事情
文化の違い
日本では目薬をさす習慣が根付いていますが、調べてみるとタイでは目薬をさす習慣があまりないそうです。
そのため、タイでは目薬の需要が日本ほど高くないと考えられこれらの理由から、タイでは日本のように目薬の種類が多くないそうです。
また、日本の目薬市場規模は約1000億円と、タイの約100億円に比べて10倍以上大きいそうです。
コンタクトレンズユーザーが少ない
日本ではコンタクトレンズユーザーの割合が約20%と、タイの約5%に比べて高くなっています。
そのため、コンタクトレンズユーザー向けの目薬の種類も日本の方が豊富だそうです。
目の病気に対する意識の違い
日本では目の病気を予防するため、定期的に眼科検診を受ける人が多いと言われています。
一方、タイでは目の病気に対する意識がまだ低く、眼科検診を受ける人が少ないため、目薬の種類も少ないと考えられており、納得できました。
購入した目薬
まずはこちらを購入し、様子をみることにしました。値段はBIG C ラチャダムリー店で115バーツ(460円)。
フジスーパー1号店の中にあるファーマシーでは120バーツ(480円)でした。
使用感は普通の液体で、爽快感は一切なし。目の炎症がある際や長時間コンピューターを使う方、コンタクトレンズの装着時にも使えます。日本で好みで使っていた、目薬をさすとシャキッとするような爽快感やクリア感はありません。これでしばらく様子を見てまたレポートします。(2024年3月2日現在)
上の画像は外箱を翻訳したものです。
まとめ
タイに移住される方、長く住まれる予定のある方はぜひ、日本から目薬を多めに持ってくることをオススメしたいです!
私としては今度日本から友人がくる場合は、目薬を買ってきてもらおうと強く思いました。
タイにはアマゾンがなくShopeeとLAZADAで日本の目薬が買えますが、値段は当然高いです。
以上、バンコクで目薬の購入がこんなに苦労するとは思わなかったお話でした!
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