タイ国内線を運航する主な航空会社は5社ほどありますが、どれを利用しようかと悩む時はありませんか?
先日、チェンマイを旅行をした際にタイのバンコクを拠点とする格安航空会社(LCC)のノックエア(Nok Air) を初めて利用しましたが、なかなか良かったのでその時の経験をシェアいたします。
ノックエアの機体は鳥を模した特徴的なデザインになっており、ノック(タイ語で「鳥」)という名前が付けられています。
そのかわいらしい機体は以前から興味がありましたが、機会があってようやく利用することができました。
正直な感想等も含めて体験記を記事にしたものです。
ぜひ最後まで読んでみてください!
ノックエアとは?
ノックエアはタイのバンコクを拠点とする格安航空会社(LCC)で、タイ国際航空の出資を受けて2004年に設立されたタイのLCCの航空会社です。
ハブ空港とするドンムアン空港(DMK)からタイ国内約25の空港のほか、中国やインドにも就航しています。
キャビンクラスは1種類(エコノミークラス)のみで構成されています。
機内の様子
利用した機材の座席は通路を挟んで両サイドに3席ずつありました。
手荷物入れに広告が貼られているような機体は初めて見ましたが、それがスタイリッシュでカッコよく見えました。
CAさんは黄色の制服で鳥をイメージしているのだと思いました!
制服のカラフルさもあり、かわいらしい方も多かったように感じます。
男性CAさんはシンプルに白いワイシャツに黄色のストライプのネクタイをされていました。
前方の席にプレミアム席があり少しだけ足元が広いようです。
通常の席でもものすごく狭いといった感じはなく、チェンマイまでの1時間ほどのフライトはなんら問題なく利用できました。
何ならもう少しだけ長く利用していても辛いとは感じないと思いました。
LCCのエアアジアと同様に機内で簡単な食事や飲み物を注文することができました。
こちらの写真は夏の特別メニューですが、機内誌からメニューをみることができます。
エアアジアとの比較
同月にベトナムのニャチャンに旅行した際にLCCのエアアジアを利用する機会がありました。
率直な感想としてはノックエアの方がサービスは上だと感じたことがありました。
コールセンターの対応が素晴らしい
ノックエアにはコールセンターがあります。
ノックエアの機体には、Tel1318と電話番号が記載されており、この番号にかけるとオペレーターに通じるのです!
ノックエアのコールセンターは顧客サービスの一環として、予約、フライト情報の確認、変更手続き、払い戻し、特別な要望などの問い合わせに対応しています。
近年は全てチャットポットのAIに問い合わせをするような時代ですが、エアアジアはノックエアのようなサービスはありません。
エアアジアはコールセンターを廃止し、デジタルサポートに注力しています。
そのチャットポットの「Ask Bo」は全く答えになっていない対応をするので困ったことがあり、エアアジアは正直言って機能していません!
ノックエアはとても英語が素晴らしいオペレーターの方が実際に対応してくれるので非常に助かるのです!
ちなみにLCCではないタイ航空にいたっては電話は通じない、メールの返信も一切されないと、その点のサービスは全く良くないです。
搭乗後の確認等がきめ細やか
ノックエアのCAさんは頭上の手荷物入れの取っ手を離陸前に消毒していました。
こんな航空会社は初でした!
離陸前の最後の確認もシートベルトをきちんとしていますかなど、全部の列に声掛けをきちんと行っており、その対応は丁寧で本当に感心しました。
このような姿をみるといい航空会社なんだなと安心感につながる行為だと思いました。
一方でこのような確認はエアアジアでは一切ありませんでした。
まとめ
ノックエア、また利用したいかと聞かれたらYESです!
ちなみにバンコクからチェンマイの航空券購入の場合、価格はほぼ同じでした。
LCCはサポート体制の脆弱さがあるので、そのようなことを回避したい方にはノックエアの方が個人的にはオススメだと思いました。
今回、航空券の金額を調査する際に先日初めて利用したLCCのエアアジアのサイトから確認を行ったのですが、他社のフライトも表示がされ、予約まで可能なのでそこからノックエアの予約を抑えてしまった経緯があります。
これが様々な点で失敗な原因で、変更を行いたい場合の手数料や手続きの確認に時間を要しました。
エアアジアに問い合わせをしてもBoが機能せず、ノックエアに電話をするとこれがエージェント経由での予約扱いにあるのでスムーズな確認とは行かないケースもありましたが、電話が通じるので心強かったです。
LCCだから安いので大体でいいやと予約せずに、利用する予約会社の直サイトから行うことをLCCの場合は特におススメしたいです。
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