こんにちは、皆さん!
現在、バンコクにリタイアメントビザで住んでおります、プル子と申します!
先日、バンコクにオープンした最新のショッピング複合施設「One Bangkok(ワン・バンコク)」に行ってきました!
2024年10月25日に公式オープンしましたが、しばらくは人が多すぎると聞いていたので、数日を経過した11月5日に見学に行きました。
まだテナントは全て完成しておらず、現在のところ、完成度は6~7割ほどの印象で、一部のエリアはまだ準備中ですが、すでに訪れる価値がある魅力的な空間が広がっていました!
施設内は新築の独特な香りが漂い、特に建設途中のエリアではシンナーの匂いを感じることもあり、まさに新しいものが生まれる瞬間に立ち会っているようでした。
ショッピングエリアには、最新のファッションブランドやライフスタイルショップ、レストランなども充実しており、ここだけで1日中楽しむことができると実感してきました。
ワンバンコクのデザインや雰囲気は、タイの伝統とモダンなスタイルが美しく融合されていて、バンコクの新しい一面を感じさせてくれます。
完成すればさらに多くの施設がオープンする予定なので、今後の発展にも期待が膨らみます。
それでは訪れた場所を詳しく説明していきますので、最後までご覧くださいね!
ではスタート!
「One Bangkok(ワン・バンコク)」とは?
バンコクの中心部、ルンピニ公園に隣接したエリアという、素晴しい立地でした。
このルンピニ公園はバンコクの市街地で最大の緑地の一つだそうで、自然を活かした素晴らしい環境なんです。
MRTのルンピニ駅に直結でBTSサラデーン駅に近く、シーロムやスクンビットのエリアとスムーズに連携できるため、とても便利な立地にあります。
One Bangkok(ワン・バンコク)は、170,000平方メートルの広大な敷地に、オフィス、商業施設、レジデンス、ホテル、文化施設、コンサートホールなどが一体化した、タイ最大規模の統合型開発プロジェクトとして、タイ国内だけでなく世界からも注目されています。
開発を手掛けたのは、タイの有力コングロマリットであるTCCグループ傘下にある大手不動産会社TCC Assets (Thailand) Company Limitedと、シンガポールを拠点とする総合不動産開発企業Frasers Property Limitedだそうです。
今後も新しい施設のオープンが予定されており、2024年12月にザ・リッツ・カールトン・バンコク、2025年にはアンダーズ・ワンバンコク、そして2026年にはフレーザー・スイーツなどが順次開業予定とのことです。
敷地内にはいくつもビルがありましたが、全てがまだきちんとした案内がなく、それを把握することは難しい構造になっていました。
うわさのデパ地下に行ってみました
まず早速、バンコクに新しくオープンしたバンコク版の三越のデパ地下「MITSUKOSHI DEPACHIKA」に見学に行ってきました!
日本らしい雰囲気が漂い、見ているだけで楽しい空間が広がっていました。
日本のデパ地下とは少し違い、小さな飲食店のテナントが並んでいて、その中に大きなスーパーが入っているようなレイアウトでした。
ここもまだソフトオープンで全てが開店しているわけではありませんが、見る価値は十分にあります。
テイクアウトのお寿司やお惣菜もあり、現地の人々にも新鮮な体験ができるよう工夫されていました。
握り寿司のパックは約200バーツで1,000円ほどなのでワンバンコクの三越で購入すると考えると、高くはないのだと感じます。
特に目を引いたのが、魚介類コーナーにある、タイ人の方が大好きなサケ(鮭)のコーナー。
頭も含めたいろいろな部位が豊富に揃っていて、日本の味わいを楽しめるとあって、現地の人も足を止めていました。
今年はリンゴが不作で東京で大きな品の販売を見ることができませんでしたが、バンコクでこんな立派な青森のリンゴを見れたことにも感動しました。
種類にもよりますが、日本円にするとひとつ約500円ほどで販売されていました。
ブドウについても様々な日本の品種の販売がありました。
こうした商品ラインナップには、タイの人々のニーズに応える工夫が随所に感じられ、日本食への関心の高さも伝わってきます。
イベントスペースにあったハッピーターンの唐揚げ粉が気になりました。
これで唐揚げを作るとどんな味になるのか興味が湧きましたが、こんなものがあることをご存じでしたでしょうか?面白いですね!
タイはヤマザキパンのお店があちこちにあって、ショッピングセンターや駅の構内にもよく見かけますが、ワンバンコクの店舗はひときわ豪華に作られていました。
日本からの冷凍の生地を焼いて販売するスタイルです。
新しい「デパ地下」スタイルの三越は、タイで日本の味と文化を楽しめる貴重なスポット。
ちょっとした日本旅行気分を味わえるので、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか!
デパ地下は特に冷房が効いていたので、ぜひ織物をお持ちになってゆっくりと見学されてくださいね。
レストランエリア
多くのレストランは各フロアに点在し、まだまだ全てがオープンしていない印象でしたが、いくつかご紹介します。
テナントはその他のショッピングセンターにもあるものがほとんどでしたが、ここでしか見ないレストランもいくつかありましたので、最後の方にご紹介いたします。
タイでも超大人気の「スシロー」が、こちらはもう既にオープンしてましたが、時間帯がお昼過ぎでしたのでいつものように並んではいませんでした。
数日前に観たニュースで訪日外国人が日本で食べた外食チェーン店でどこが一番好きですかのインタビューにスシローを皆さんが投票されていたのですが、本当にすごいことだと感心してしまいました。
私はバンコクでスシローのファンになりましたが、こちらにお住いの日本人の方は日本のスシローより美味しいと口を揃えて言います。
理由を知りたいのですが、分かる方は教えてください!
その他にも大人気の安定の美味しいさの「大戸屋」や「とんかつ和幸」はこれからオープンの予定でしたが、大きな看板が印象的でつい撮影してしまいました。
現地に長くお住いの方は大戸屋のこの写真にあるホッケが大好きだそうですが、以前は見開きの一枚で現在のように半身ではなかったそうですよ。
残念ですけど、時代ですねよ~!
大戸屋は安定のおいしさですが、実はとんかつ和幸はタイで食べたほうが日本より美味しいです!
その理由は、ご飯が一人ずつ釜めしで炊かれて提供されますが、それがとてもふっくら炊けていて最高なのです。
日本とは異なるこのサービスの白米は感動しますので是非試して欲しいですし、釜のご飯の量も多いので、育ち盛りのお子さんもきっと喜ぶと思います!
博多の「やまや」のお店はひときわ人気で満席でした。
プロンポンのエムスフィアにある大人気店の美味しいイタリアンレストラン「ビアンカ」はやっぱり満席でその人気が伺えました。
ここのピザはとても美味しいので、オススメしたいです!
タイのイサーン地方の辛い東北料理が食べれる「CAFE CHILLi」も人気のようで、旅行者の方にも良いと思いました。
この看板も気になり、伝統的な中華のバーベキューがタイに初出店とありますが、楽しみですね。
フードコート
フードコート「FOOD STREET」は上層階にありました。
一見、狭そうに見えましたが、左側に行くと結構なお店があり、座席も少なくない印象でした。
真新しいテーブルとイスは使いやすく良かったのですが、よくタイのフードコートにあるようなティッシュのボックスの用意がテーブル上にはありませんでした。
レストランが混雑しているときや軽く済ませたい場合はオススメです。
窓に近い座席は眺めも良くオススメだと思いました。
ジムトンプソンとジムトンプソンカフェ
広々としたブテックの上にはカフェ「jim TERRACE」も併設されており、ファン必見です!
店内にユニークなエレベータがあり、これに乗るのが楽しかったので見つけたらぜひ乗ってみてください!
2階に上がると美しいクッションの展示が天井からなされていて、ジムトンプソンの世界が広がっていました。
本店にも展示のある機織りの他に、カラフルな絹糸の展示もあり、この前で写真を撮影すればよい記念となります。
カフェでは簡単なお食事もとれるようでした。
美しいセッティングはファンならずともオススメしたいですし、外の眺めも良かったです。
私はジムトンプソンを愛してやまないファンのひとりですが、ずっとここに身を置きたいくらい素敵な空間でした。
写真はジム・トンプソンさん(James Harrison Wilson Thompson)で、アメリカ出身の実業家。
タイシルク業界を国際的に有名にした人物の1906年にアメリカで生まれ、第二次世界大戦後にタイへ移住し、タイシルクの美しさに魅了され、この伝統産業を発展させるためにジム・トンプソン・ハウスを設立しました。
彼は、タイの職人技を世界に紹介することで、タイシルク産業の発展に大きく貢献しましたが、1967年にマレーシアのキャメロンハイランドで謎の失踪を遂げました。
もし彼が現在も生きていれば、2024年は118歳となる計算です。
松本清張の「熱い絹」という本にその物語が書かれており、いま一生懸命読んでいる最中です。
スターバックスのベンジャロン焼のマグカップ
スターバックスは施設内にいくつかありましたが、高級路線の「スターバックスリザーブ」には、ワンバンコク限定のベンジャロン焼のマグカップがあると聞いて、早速見てきました。
ベンジャロン焼は、タイの伝統的な磁器で、鮮やかな色彩と細かな模様が特徴です。
その名前「ベンジャロン」は、サンスクリット語で「五色」を意味し、金や赤、青、緑、白などの色が使われます。
ベンジャロン焼はタイで高級な焼き物として珍重されていますのでファンの方にはたまらないと思います。
第一印象は意外と小さく、容量は250cc程度だと思います。
スターバックスに販売のあるマグカップを想像するとかなり小さいものだと感じると思います。
これで日本茶を飲むのもなんだか合いそうな雰囲気がありました。
もうすっかりソールドアウトだと思っていたマグカップはまだありました!
価格は2200バーツ、日本円で一万円程度。
私はもう少し大きさがある方が好みですし、柄もあまりピンと来なかったので今回は購入は止めました。
ですが、ベンジャロン焼は高価ですし、この大きさは妥当だと感じました。
数年前の限定品はもう少し安価だったと記憶していますので、これもこのご時世なのでしょうがないですね。
ちなみにお店の雰囲気はこのように最高!
お酒が飲めるカウンター席や店内の席の配列も珍しいものがあり必見です!
お土産屋さん
間口のとても大きなお土産屋さんがありました。
ここに行けば食べ物からタイの可愛い小物、バッグまでなんでも揃う印象でした。
このようなタイの可愛らしいチェックの小物やバッグまで取り揃えがありました。
このタイらしい「ヤードム」もオススメです!
お好きなコーンのマスクを選び、その次は自身の好みの香りを選ぶと、香りが吸い込ませてあるコットンをセットし、販売してくれますので、良きお土産になると思います。
香りは10種類ほどあり、レモングラスの香りはそのものズバリで、なかなか良かったですよ。
オフィスの机の上に置けばいつもタイを感じられると思いますし、香りを嗅げばよいリラックスとなります。
かなりの大きさの敷地には種類豊富なタイ土産が販売されていました。
免税店
バンコクの空港にある「KINGS POWER」の免税店がありました。
パスポートの原本があるとここでお買い物ができます。
1階にはお酒やサングラスなどを扱い、奥に行くとスナックやチョコレートの販売もありました。
タイはお酒は日本で買うより高いのですが、見たことのないプレミアムの洋酒が陳列されていて眺めるだけでも至福の時間でした。
スワンナプーム空港とドンムアン空港でしか購入することのできない、「バンコククッキー」がここで買えるのは嬉しいことですね。
美味しいですし、荷物となる重さもその触感も軽いのでそこが好きなポイントです。
お米のポン菓子にタイらしいグリーンカレーやラープ味を付けたもので、その種類も豊富!
パッケージも素敵なのでオススメです。
2階に上がると化粧品のフロアでちょうどクリスマスの時期なので限定のコスメの販売があり気分があがりました。
これからのホリデーシーズンは気持ちが高揚しますが、南国で見るクリスマスツリーはなんだかピンときませんが素敵ですよね。
映画館
立派な映画館もありました。
タイ航空のプレミアムの座席に座れるシートの販売もあり、それがユニークな演出で面白かったです!
お値段もなかなかでしたが、日本にはない体験ができそうですね!
まとめ
なじみの無印良品やニトリもありますが、東京では見かけない新しいコンセプトの店舗が多く、その規模の大きさには驚きと感動を覚えました。
バンコクや東京のどの店舗よりも広々としていて、見応え抜群です!
さらに、なぜかバンコクにたくさんあるツルハドラッグも大規模で、日本ではなかなか見られない充実ぶりでした。
カルディも出店していて、まるでバンコクの「有名店の集結地」といった印象です。
コンサートホールも屋内外にあり、どちらも素晴らしい設備でした。
ホテルもこれからオープン予定ですが、多くのテナントは年内に営業を開始しそうです。タイにお住まいの方や観光でいらっしゃる皆さん、ぜひ足を運んでみてください!
きっとバンコクのスケール感に圧倒されると思いますよ!!
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