こんにちは、バンコクにプチ移住中のプル子です!
今回は、12月8日にバンコクにオープンしたばかりの「ディオール ゴールド ハウス」を訪れてきましたことを記事にします!
アクセスはBTS線のプルンチット駅とチットロム駅の間にあり、両方の駅から歩けます。
ちょうどセントラルチットロムとセントラルエンバシーに挟まれているような位置関係です。
この店舗は、韓国ソウルに続き世界で2店目のコンセプトストアだそうで、ちなみにソウル店は5年前にオープンしたそうです。
バンコク店は「ネイチャー」と「ガーデン」をテーマにしているのが特徴です。
そして店員さん曰く、タイの文化を意識しているとのこと。
建物の金色のファサードはまるでタイの寺院のようで、バンコクの乾季の青空に映えていました。
それでは最後まで読んでみてくださいね!
混雑状況と店舗の構造
私が訪れたのはオープンから約2週間後の平日11時半頃でした。
この時間帯は行列がほとんどなく、予約不要で入場可能でした。(休日はネットから事前予約が望ましいようです)
運良く5分ほどで入れましたが、併設のレストランは別途予約が必要です。
試しにQRコードから予約を試みましたが、残念ながらすでに満席でした。
建物は楕円形で、そのデザインはローマのコロッセオを彷彿とさせます。
1階が展示スペースになっており、全体が見渡せる開放的な設計。
特別な「レディ ディオール」の展示
中でも圧巻だったのが「レディ ディオール」の展示ルーム。
ダイアナ元妃も愛用したことで知られるこのバッグは、ここでしか見られないデザインが多数並んでいました。
すべて購入可能で、撮影もOK!
特に印象的だったバッグをいくつかご紹介します。
1つ目はペルーの部族のアーティストが手掛けた幾何学模様のバッグ。
大きいサイズが80万バーツ、小さいサイズは60万バーツとかなりの高額です。
現在のところタイバーツは1バーツ約4.5円なので、その値段には驚きました。
とても重量のあるバッグで特別感がありましたが、私には程遠いご縁に感じるものでした。
もう1つはアメリカ人デザイナーによる作品で、「Anyone can fly」のメッセージが印象的なバングルが特徴的。
ニューヨークのジョージ・ワシントン・ブリッジをモチーフにしたデザインだそうです。
NYが好きなので、なんだか楽しい気持ちになりました。
こちらも同様のアメリカ人デザイナーのものだそうです。
チャームが独特で、この黒人女性の表情が何を考えているのか気になり、まるで一枚の絵を見ているかのような感覚になりました。
その美しさに、とても感動しました。
こちらは、この展示で最も高価なアイテムで、価格はなんと90万バーツとのこと。
ベトナム出身でフランス在住のデザイナーによる作品だそうです。
繊細な刺繍のようなデザインが施されており、金色の輝きが目を引きます。
思わず「純金ですか?」と尋ねてしまいましたが、そうではないとのこと。
それでも、その豪華さには圧倒されるばかりでした。
ここでふと思ったのは、タイにできたせっかくのコンセプトショップのシグネチャーバッグになぜタイらしいデザインやタイ人デザイナーを採用しなかったのだろう、ということです。
タイの文化や芸術性を強く感じる建物やコンセプトと相まっていたら、さらに特別な魅力が生まれたのではないかと思うと、少し残念に感じました。
その他の展示スペースと「カフェ ディオール」
バッグ以外にもスカーフやジュエリー、小物、シューズ、メンズのセクションがあり、それぞれ限定品が展示されています。
こちらは新作のスカーフで、限定品のスカーフは存在していないそうです。
特にジュエリーコーナーにはパールのチャームを使った魅力的なデザインが目を引きました。
この中にいくつかの限定品があり、パープルやピンクのパールのチャームが該当するとのこと。
シューズの売場にも、この店舗でしか手に入らない限定アイテムが並んでいました。
写真にあるデザインも、ここだけの特別な商品だそうです。
更にその次に進むと、メンズアイテムの売り場がありました。
この売り場は特に外のガーデンがよく見え、癒されると場となっていました。
その隣には「カフェ ディオール」の入り口がありました。
ミシュラン3つ星シェフが手掛けるスイーツや軽食がいただけるそうです。
ちなみにこの入口にディスプレイされているバッグは、販売品ではなく装飾用だそうです。
そしてこちらのバッグはタイのデザイナーさんだそうですが、販売がされていないのは残念に思いました。
店内の天井にはランタン風の装飾が吊るされ、タイのコムロイ(ランタン)を彷彿とさせる素敵な雰囲気が漂っていました。
こうしたディテールは、タイらしさとディオールらしさを融合させた見事な演出だと感じました!
そして最後に、レストランの横にもバッグの売り場がありました。
こちらのバッグも現在人気の小ぶりなデザインで、この店舗でよく見かける真珠のチャームが付いており、とても素敵な印象を与えていました。
今年のディオールの多くに見られるマリン柄と、このコンセプトが融合したバッグも、こちらの店舗限定のアイテムだそうです。
マグカップは日本円で約5万円ほどだったと記憶しています。
対応とサービス
自分の入店と同時に店内では案内係の方が付きっきりで担当してくださり、詳しく解説してくれます。(外国人の場合は基本は英語対応でした)
まるで美術館の案内係のようで、この素晴らしいストアで過ごす時間は、まさに特別な体験でした。
タイらしい柔らかな物腰の男性で、その所作や振る舞いには見習うべき点が多く感じられました。
特に印象的だったのは、全体のデザインとテーマがしっかりと統一されていることでした。
ディオールが提案する「ネイチャー」と「ガーデン」を感じさせる空間は、ラグジュアリーさと落ち着きが見事に調和していました。
最後には、案内してくださった方から、このコンセプトにちなんだ光り輝くゴールドの素敵なポストカードをいただきました。
まとめ
「ディオール ゴールド ハウス」は、アートギャラリーのように楽しめる特別な場所でした。
私には到底手が届かない豪華なバッグやジュエリーでしたが、もちろん入場はフリーですし、美しいものを眺めつつ、ディオールの世界観を存分に味わってみてください!
「カフェ ディオール」もとても素敵でしたのでぜひ予約をして、より深くこの空間を堪能されると良いと思います。
ルイヴィトンカフェのように当日キャンセルがでれば電話をもらえるサービスもあるかもしれませんので、聞いてみてください。
意外と入れることがあるようです。
お隣にセントラルエンバシーがあるのも魅力で、お食事、その他のお買い物に事欠かないはずです。
旅行中の思い出作りにもぴったりなので、ぜひ足を運んでみてくださいね!
また、旦那様や彼がお待ちになる場所は施設内にはありませんでしたので、ゆっくり見たい際は女性同士がよいですね。
コメント