サワディーカー!
バンコクにプチ移住中のプル子です。
2025年が始まり、気がつけばもう2週間が過ぎました。
そして、私たちがバンコクでの生活を始めてから1年が経ちました!
この1年は、驚くほど早かった気もしますが、振り返ってみると「ああ、やっと1年経ったんだな」としみじみ感じる部分もあります。
さて、今日は年明けからの2週間を振り返りながら、経験談を交えた旅行情報もお届けします。
どうぞ最後までお付き合いくださいね!
年末のカウントダウンの様子
ご紹介する2025年のカウントカウントダウン会場の3か所は、いずれも花火が上がり、華やかなバンコク体験ができます。
ライブ映像がYouTubeから視聴できましたが、花火が上がっていた時間を観察しますと、プロンポンは5分、チャオプヤイヤーは7分、セントラルワールドは10分程度でした。
セントラルワールドは一番長く花火が楽しめるということですね!
過去と比べても変わらない情報かと思いますので、いつか年末年始をバンコクでお過ごしになる機会があれば参考にしてみてください。
チャオプライヤー川やセントラルワールドはイベントの後に帰ってくることは混雑でとても大変です。
好ましいのは前者の場合はホテルに宿泊してゆっくり楽しむ。
そして、後者はもしも宿泊される場所がスクンビット通りを歩いて帰れるのであれば、それも手です。
ちなみに大みそかは通常より電車は遅くまで運行していますが、駅までたどり着くのは至難の業だと思います。
プロンポンエリア
日本人が多く住むプロンポンからも大晦日にエムクォーティエの入り口広場でコンサート、そして新年のカウントダウンと共に花火が上がり盛り上がりました。
プロンポンはエムクォーティエとその横のビル、それからエムスフィアからの3箇所から上がっていました。
ビルの上から上げていますので、日本のような打ち上げ花火を想像しますと少し印象はことなります。
ベンチャシリ公園から花火がよく見えるので、場所取りをしている姿がありました。
チャオプヤイヤー川
チャオプヤイヤー川からの花火は、バンコクで最も大規模で見応えのあるイベントとして知られています。
特に興味深いのは、日本人の花火師がこのイベントに関わっていることです。
そのため、繊細でかつダイナミックな美しい打ち上げ花火が夜空を彩り、多くの人々を魅了する理由が納得できます。
また、川沿いのランドマークである「アイコンサイアム」の屋外会場でライブが開催され、タイの国民的大スターであるリサさんが大トリを務めていました。(彼女は信じられない位に足が長い!)
その模様はYouTubeでも配信され、多くのファンがリアルタイムで楽しむことができました。
このような特別なエンターテインメントが花火と相まって、チャオプヤイヤー川の年末年始をさらに特別なものにしているのです。
人気の近隣ホテルは1泊10万以上にもなるともいわれ、予約は1年前でも困難だと聞きます。
セントラルワールド
もうひとつ有名なのは「セントラルワールド」からの花火です。
こちらも同じくタイの大人気スターたちがライブで盛り上げていました。
狭い場所でこれほどの花火が上がるのがいつもドキドキと心配になってしまいます。
こちらは、12月31日のイベント前日に通りがかった際に撮影したステージの様子です。
ステージではダンサーの方たちがリハーサルに取り組んでおり、その熱意が伝わってきました。
クリスマスイルミネーションはいつまで?
タイにいると、クリスマスイルミネーションが非常に長く楽しめるのが魅力です。
欧米にいるかのような華やかで楽しい雰囲気を満喫できる点は、タイの素敵な特徴の一つと言えます。
隣国マレーシアでは、クリスマスが終わる12月25日を境に、すべてのデコレーションがすぐに片付けられるのが一般的ですが、タイでは少し違います。
今年も例年通り、1月中旬ごろまでクリスマスデコレーションが続いていました。
例えば、今年は1月12日(日)まではほとんどの場所でツリーやライトアップが残されていたように感じます。
しかし、翌日の13日(月)にセントラルワールドやエムスフィアを訪れた際には、あの巨大なクリスマスツリーはすでに片付けられていました。
一方、エムクオーティエではまだツリーが飾られていましたが、それもおそらくあと1日ほどで撤去されるのではと思います。
そして、クリスマスの余韻が消えると同時に、街はチャイニーズニューイヤーの飾り付けへと移り変わります。
赤い提灯や華やかな装飾がバンコクを彩るこの時期は、街全体がさらに活気づいていきます。
タイで有名なバッグブランド「ナラヤ」も、すでに真っ赤なバッグやポーチをディスプレイに並べ、旧正月ムードを盛り上げていました。
タイの面白い新年文化
タイの興味深い点は、実際に新年を1年のうち3回も祝うところです!
12月31日から1月1日にかけての西暦のニューイヤーはもちろん、1月下旬から2月にかけて訪れるチャイニーズニューイヤー、そして4月に行われるタイの正月「ソンクラーン」があります。
それぞれに独自の風習と祝祭の雰囲気があり、短期間で異なる新年を体験できるのはとてもユニークです。
例えば、チャイニーズニューイヤーは主に中国系タイ人が祝う行事で、赤色を基調としたデコレーションや伝統的な舞踊、賑やかなマーケットが見どころです。
一方、4月のソンクラーンは全国的に盛大に祝われるタイならではの水かけ祭りで、こちらがタイの本当のお正月!
この時期はタイで最も暑いシーズンの暑季を迎え、人々は水を掛け合い、街中が祝祭ムードに包まれます。
このように、新年を迎えるたびに街の風景や雰囲気が変化するのは、タイで暮らす楽しみの一つです。
数か月ごとに訪れる祝祭シーズンは、観光客にも地元の人々にも特別な時間を提供してくれます。
どの新年にも独特の魅力があり、何度でも新しい気持ちで楽しむことができます。
とっても涼しい現在1月のバンコク
現在のタイの季節は冬!
南国にもやっぱり冬ってあるんです。
日中の最高気温は南国らしく、30℃前後に上がりますが、低い日は27℃ほど。
12月から驚くほど涼しい日が続いているバンコクですが、1月に入ると朝晩はさらに寒く感じられるようになりました。
今年も1月のバンコク最低気温は17度に達し、毎晩毛布をかけて寝ています。
タイの北のエリアとなると、最低気温が10度を下回るような日もあり、タイの冬を感じます。
昨年の同じ時期も似たような寒さを感じましたが、今年はその涼しさが連日続いている印象です。
特に今月18日までは気温が低い日が続くと予報されています。
CNNの記事にありますが、タイ気象局によれば、この寒さは中国から流れ込む冷たい気団の影響で、2月中旬頃まで続くとのこと。
普段は薄掛け布団で過ごしていますが、最近はクローゼットにしまっていた毛布を引っ張り出し、それに包まって眠る毎日です。
さらに、タイではショッピングセンターやレストラン、病院などの空調がとても効いていて寒く感じることが多いため、旅行で訪れる方にはカーディガンやストールを持参することを強くおすすめします。
私は寒がりなので両方を持ち歩き、普段より少し厚手のズボンを履いて外出しています。
タイならではの冬ファッション
夕方になると朝と同じくらい涼しくなるこの時期、タイの方々の冬ファッションを見るのは楽しい体験です。
寒さに憧れる文化もあるせいか、日中の暑さを我慢して冬のコートを着ている人や、厚手のセーターやダウンジャケットを着ている人の姿もよく目にします。
「なぜここまで厚着を?」と不思議に思うこともありますが、きっと寒いオフィスや職場で過ごしていて、外出時の短時間は気にしないのだろうと想像しています。
心底、厚着を楽しんでいる方もおられると思います。
買い物での小さな悩み
この季節、バンコクで少し困るのが、ユニクロや無印良品で冬服が多く売られていることです。
薄手の服やTシャツやは織物を買いたくても、北半球全体の気候に合わせた商品構成になっているため、もう少しバンコクのような暑い地域向けの商品を増やしてほしいと感じます。
ちなみに、海外で購入する際の価格については、無印良品のほうが日本に近い価格設定で良心的だと感じます。
一方で、ユニクロの商品は日本で買う場合よりもとても割高になることが多く、ちょっとした驚きがあります。
タイと日本のユニクロの価格の違いについては、一般的にタイの方が1.5倍から2倍程度高い感覚です。
まとめ
1月のバンコクは涼しく快適な気候で、観光にも最適なピークシーズンと言えます。
ただし、乾季特有の影響で雨が全く降らないため、空気の質が悪化しやすいのが難点です。
さらに、タイ北部での焼畑農業の煙がPM2.5となって流れてくるため、敏感な方は体調を崩しやすい時期でもあります。
私自身、空気指数のアプリを使って日々の空気の状態を確認しながら、窓の開閉や部屋の換気に注意を払うようにしています。
この時期を健康的に過ごすためにも、空気清浄機やマスクなどを活用し、適切な対策を取りながら快適なバンコク滞在を楽しんでください!