こんにちは!
バンコクにプチ移住中のプル子です✨
先日、バンコクで人生初のインフルエンザにかかり、さらに人生初の入院を経験しました。
日本ではインフルエンザといえば冬の病気というイメージが強いですが、実はタイでは一年を通して流行しているそうです。
そのため、やはりタイでも年に一度のワクチン接種が推奨されていることを今回の経験で知りました。
私と同じような状況にならないためにも、情報をシェアしたいと思いますので、一読して参考にしていただければ嬉しいです!
前回の記事はこちらです。

退院後のめまい – 回復の難しさ
インフルエンザで2日間の入院をしましたが、退院直後は「早めの治療が効いた!」と元気になった気がしていました。
しかし、4日目あたりから頭がスッキリせず、ふらつきや目の焦点が合いにくい、めまいの症状が出始めました。
5日目は何とか耐えていましたが、6日目にも症状が続いたため、再び内科を受診することに!
再診で分かったこと①(内科)
私はタミフルの副作用を疑いましたが、医師によると インフルエンザの後遺症 とのこと。
回復には 1〜2週間 ほどかかる場合もあるそうです。
改めて調べてみると、インフルエンザ感染後、免疫反応が過剰に働き続けることで炎症が長引き、神経系に影響を及ぼすことがあるそうです。
中枢神経がダメージを受けると、神経痛や感覚異常が残ることも。
さらに、感染中に消耗した体力の回復が遅れることで、 倦怠感や疲労感が長引く こともあるとのことでした。
処方された薬は2種類:
- Serc Tablet 16mg(神経の働きを整える薬)
- Dramamine Tablet 50mg(めまい止め)
特に後者は、タイでは セブンイレブンでも購入可能 な酔い止めとパッケージも内容も全く同じでした。
これは日本と大きく異なる点で、日本では同じ成分の薬を安価に手に入れるのは難しいですよね。
日本だとなかなか同じ成分が入った薬を薬局で安価で買うことはできないので驚きます。
一度これが分かってしまうと、高い診察料を別途支払っての通院が割高に感じてしまいます。
再診で分かったこと②(脳神経外科)
内科で処方された薬が効かず、日本人デスクに電話相談し、耳鼻科を受診したいと伝えました。
しかし、私のようなケースでは脳神経外科のほうが適しているとのこと。
めまいが治るならと、藁にもすがる思いで再度、病院へ向かいました。
特別なめまいの検査も受けましたが、特に問題はなく、やはりインフルエンザによる免疫力低下が原因の後遺症のひとつとの診断でした。
インフルエンザ後のめまいは、内耳にある「耳石(じせき)」が正常な位置からズレることで起こる場合があるそうです。
耳石は平衡感覚を保つ重要な役割を持っていますが、免疫力低下や炎症の影響で動いてしまうと、めまいやふらつきを引き起こすそうです。
今回処方された SerMION(ニセルゴリン) は血流を改善する薬で、最低でも1週間は服用するように指示をうけましたが、ちょうど1週間で回復しました!
内科で処方された薬は車や船の酔い止めとして使い、代わりに以下の薬が処方されました。
タイのインフルエンザ流行時期
タイではインフルエンザの流行が 2〜3月と7〜10月 にピークを迎えます。
また、年間を通じて感染リスクがあるため、 年に一度のワクチン接種が推奨 されています。
私は「寒い時期に流行するもの」という思い込みがあったので、1年前に接種したワクチンで十分だろうと考えていましたが、それは誤りでした。
まさに流行の時期に重なってしまいましたし、調べてみるとそもそもワクチンは半年程度の効果しかない物なのですね。
バンコクのワクチン情報(2025年3月現在)
私がお世話になったことのある病院で掲載します。
サミティベート病院スクンビット
- 予約不要
- 料金:990バーツ(通常1,490バーツ)※2025年3月31日まで割引中(こちらから)
- ワクチンの種類:
- Vaxigrip Tetra(サノフィ製)
- Fluarix Tetra(グラクソ・スミスクライン製)
DYMインターナショナルクリニック
フジスーパー1号店さんの目の前にある、日本語対応可能なクリニック。(こちらから)
ソイ49にもあります。
- 日本語対応可、予約必要(LINEで簡単に予約可能)
- 料金:900バーツ
- 2人で接種すると875バーツ/人
- 3〜4人で850バーツ/人
- 5〜9人で800バーツ/人
- 10人以上なら650バーツ/人
- ワクチンの種類:Fluarix Tetra 2025(グラクソ・スミスクライン製)
その他のワクチンについてもワクチンの価格表にある金額以外は別途費用が発生しないので、サミティベート病院よりも良心価格な印象のクリニックです。
罹患してから1か月後に、ワクチン接種に行ってきました。
DYMクリニックでは、サミティベート病院と同じ製薬会社のワクチンを、より良心的な価格で接種できるため、こちらでお世話になりました。
クリニックのスタッフも親切で、医師はタイ人ですが、日本語が話せるタイ人の通訳がついているので安心です。
接種前には血圧測定などのチェックもあり、対応も丁寧でした。
家族も別の日に接種したため、2名料金の割引が適用され、自費で875バーツ支払いました。
なお、このようなケースでは、ワクチン接種は海外旅行傷害保険の適用外となります。
まとめ
インフルエンザの流行時期は 南半球・北半球それぞれの冬 にあたるため、タイでは年間を通じて感染リスクがあるそうです。
さらに、冷房による乾燥や人の往来が多いことも要因となり、 毎年6月(南半球型)と10月(北半球型)に新しいワクチンが入荷されるとのこと。
ワクチン接種は 予防の第一歩!
タイに長期滞在する方や旅行を予定している方は、 年間を通して感染リスクがあることを念頭に置き、早めの対策を取ることをおすすめします!

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