こんにちは!
バンコクにプチ移住中のプル子です✨
皆さんはバンコクで年に2回開催される、宝石・宝飾品フェアをご存じですか?
2月にその『第71回バンコク宝石・宝飾品フェア(Bangkok Gems & Jewelry Fair』があり、今年の開催期間は2025年2月22日(土)から26日(水)で入場は無料です。
私は昨年の9月にこの宝石フェアに行ってきましたが、会場の規模とその華やかさに友人と大感動して帰ってきましたので、今回はその紹介ブログとなります!
このフェアは毎年、タイ国商務省国際貿易振興局(DITP)が主催している世界有数のイベントで、宝石好きなら絶対に外せないイベントです。
会場はバンコクの中心部にある「クイーン・シリキット・ナショナル・コンベンション・センター(Queen Sirikit National Convention Center, QSNCC)」。
地下鉄MRTの駅に直結しているのでアクセス抜群なんです!
会場に入るとすぐに、世界中から集まった美しい宝石とジュエリーに圧倒されました。
もちろん購入することも可能です!
その非日常な様子はまるで映画の中のワンシーンに迷い込んだような気分です。
ちなみに昨年は一般の方の公開日が1日しかない中、今回はその記載がないのでいつでも訪問可能なようです。
それでは詳しく説明してまいりますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
ではスタート!
会場の場所
MRTスクンビット駅からクイーン・シリキット国際会議場駅まではわずか1駅の電車での所要時間は約2分程度です。
運賃は大人1人あたり17バーツ程度です。(2025年1月現在)
会場に行くまでの通路には右側の壁に大きなオブジェが装飾され、タイのコンベンションセンターの凄さを感じずにはいられません。
調べてみるとクイーン・シリキット国際会議場(Queen Sirikit National Convention Center, QSNCC)は、1991年に開業し、タイで初めての国際会議場として設計され、当初は1991年に開催されたAPEC(アジア太平洋経済協力会議)を迎えるために建設されましたそうです。
その後、施設の老朽化とイベント需要の増加に対応するため、全面的なリニューアル工事が行われました。
新たに改装されたQSNCCは、2022年9月12日にリニューアルオープンしたので、ピカピカでその素晴らしさは日本を上回るものがあると感じます!
フードコートやレストランも充実しており、巨大な施設に歩き疲れたら、タイで多くの支店を持つ「レッツリラックス」のスパもあるので安心で楽しみも広がります。
事前登録がベター、入場に必要なもの
当日、現地の会場でQRコードを読み込み、スマホから登録も可能ですが、事前登録の方がオススメです。
また、現地で必要となるものはパスポートの原本です!
どんな方でも一律にパスポートがないと一切の入場は不可で、そのセキュリティーの厳しさがうかがえます。
会場内は自身のフルネームが印字されたプレートを首から下げて見学となります。
会場に入る際は空港のような検査チェックをしてから入場が可能となりますが、沢山のカウンターがあるのでさほど時間はかからなかった印象です。
タイならではの宝石の国
タイといえば、ルビーやサファイア、ガーネットが世界的に有名ですよね!
今回のフェアでも、タイ産の宝石が目を引く華やかなディスプレイで展示されていて、まるで宝石の世界に引き込まれるような気分になりました。
人生でこれほど多くの宝石を一度に目にしたのは初めてで、圧倒されっぱなしでした!
実は私、日本でルース(裸石)から指輪を作った経験があるのですが、その際お店の方が「ジュエリーの専門家を目指すなら、一度はタイで視察や勉強をして場所」と話していたのを思い出しました。
それだけタイは宝石の世界で特別な存在なんですね。
このフェアの魅力は、ここでしか見られない一点物のジュエリーがたくさん展示されていること。
特別な会場だからこそ味わえる贅沢な時間でした。
ただ残念ながら、撮影禁止の場所が多くて、中の様子を写真に収めることができなかったのは少し心残り…。
でも、その分、目で見た美しさをしっかり心に焼き付けてきました!
世界中からの出展者と交流
このフェアには世界中からベンダーが参加していること。
ヨーロッパやアメリカ、インド、そして中東からの出展もあり、多国籍な雰囲気がとても新鮮でした。
中でも、南アフリカのブースで見たダイヤモンドはまさに圧巻!
大きな原石を間近で見ることができて、宝石の奥深さを学ぶ良い機会になりました。
また、ベンダーさんたちとの会話も楽しかったです。
英語で宝石の由来や加工技術について聞くと、皆さんとても親切に教えてくれました。
そして、印象に残ったのは日本のブースも大きかったことです!
特に山梨県笛吹市石和町(旧石和市)は、かつて「水晶」が豊富に採れたことで知られていました。
そのベンダーさんが教えてくださったのは特に甲府盆地周辺では、江戸時代から水晶を使った装飾品や印鑑の加工が盛んだったこと。
昭和初期まで地元で採れる水晶が使われていましたが、やがて国内の資源が枯渇したため、海外からの輸入に頼るようになりました。
水晶の採掘が終わった後も、石和は職人たちの高度な加工技術は残り、現在では人工的に育てられた石や海外産の水晶を使って、ジュエリーや装飾品を製造しています。
御徒町などのジュエリー屋さんの工場の多くは石和にあるそうです。
この歴史から石和町は「宝石の街」として有名になり、加工技術は現在も国内外で高く評価されています。
買ったルース(裸石)はどこでお仕立てする?
バンコク編
タイに長く住んでいる方からおすすめされたのが、バンコク市内にある「Liya by Indra Jewelry」さんです。
多くの方がこちらでオーダーメイドのジュエリーをお願いしているとのことでした。
「Liya by Indra Jewelry」は、40年以上の歴史を持つ老舗の宝石店で、その信頼性は抜群です。
外国人が利用しても価格面で不安に思うことがなく、安心して購入できるお店だと聞いています。
さらに、お店のご夫婦は英語が堪能なので、タイ語が話せなくても問題ありません。
東京編
東京でしたら、こちらも40年以上の歴史のある「ジュエリー服部」さんをオススメしたいです!
私は以前、ジュエリー服部さんでルース(裸石)から指輪をオーダーメイドしたことがあります。
その際、丁寧な対応と適正価格にとても感謝したことと、お店の場所は表参道からすぐで、アクセスが非常に便利です。
店内にはサンプルも揃っているので、具体的なイメージを膨らませながら気軽に相談できます。
さらに、見積もりをお願いしても追加料金がかかることはありません。
(ちなみに、私の近所の似たようなお店では、見積もりを依頼する際に内金が必要で、作成することが大前提だったので初めて利用するには少しハードルが高いと感じました…。)
ジュエリー服部さんにはセンスの良いデザインのジュエリーがたくさん並んでいて、訪れるだけでも気分が上がります。
また、使わなくなったジュエリーを買い取ってもらえるので、それを資金に充ててオーダーを楽しむのもおすすめです。
他の買取店と比べても、こちらのお店の買取価格はとても良心的でした!
ちなみに、デパートなどに入っているジュエリー修理店でオーダーする場合、ルースは0.5カラット、1.0カラット、1.5カラット、2.0カラットといったキリの良いサイズ、または需要が高い0.3カラットを選ぶのが無難だと経験から思います。
その理由は、こうした店舗では標準的なサイズに対応した既製の型しかないことが多いためです。
例えば、1.3カラットのルースを持ち込んだ場合、型からオーダーする必要があり、結果としてコストが高くなります。
一方で、ジュエリー服部さんは最初からオーダーメイド形式ですが、デパートの修理店で作る場合と同じくらい、またはそれより少し安くお願いできました。
丁寧でセンスの良い仕上がりを求める方には、本当におすすめです!
まとめ – 宝石フェアを通じて
「バンコク宝石・宝飾品フェア」は、宝石の美しさやタイの文化、そして世界中のジュエリーへの情熱を感じられる素晴らしいイベントでした。
目利きの能力が求められるため、購入には少し難しさを感じるかもしれませんが、普段あまり宝石に馴染みがない方でも、このフェアは一見の価値ありです!
ファンシーな宝石だけでなく、一連のネックレスやブレスレット用の手作り石も豊富に販売されており、その取り扱い種類の多さには驚かされました。
ちなみに嬉しいことに、こちらで購入できるジュエリーはベンダー向けの価格が多いため、仕入れ価格がかなりお得です。
必ず値段交渉を忘れずに行ってくださいね!
今年の開催期間は2025年2月22日(土)から26日(水)で入場は無料なので、ぜひ足を運んでみてください!
タイにいるとこのような世界規模のイベントに触れることができ、もしも皆さんがご旅行の機会に合うようならば中心地でアクセスも良いので、ぜひ「宝石の国」の魅力に触れてみてください!
きっと素敵な体験が待っていますよ。
これからもバンコクから楽しい情報を発信してまいりますので、次回のブログでお会いしましょう!
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