海外旅行においてはパスポートの次に重要なのがネット環境です!
私たちもいざリタイヤメントなどでタイへ長期間移住するとなった場合、一番最初に考えなければいけないのが「スマホのSIMをどうするか?」という問題でした。
旅行者用の1週間や30日間程度使えるSIMは空港などで簡単に手に入りますが、半年~1年単位で使えるSIMを探すとなると途端に難易度は上がります。
私達もそうでしたが「タイで長期間使えるSIMを購入したいがどこで買えるのか全く分からない」という方向けに、今回1年間有効な激安SIMを購入できたので解説します。
この記事を読めばタイで1年間有効な激安SIMを購入できる方法が分かると同時に、日本の電話番号の保持の方法についても記載しますので、初めての方にぜひ読んでいただき参考にしてもらえればと思います。
注)SIMを購入したのは2024年1月でしたので、価格変動している可能性がありますのでご注意ください。
バンコクで1年間有効な激安SIMを購入する方法
バンコクのMBK(マーブンクロンセンター)の4Fにある「TREE MOBILE」という店舗で購入。4Fも売り場が詳細に分かれており「MOBILE&IT」のエリアで購入しました。
参考にした情報はよく見ているYouTubeチャンネルでした。
もちろん他にも格安SIMを扱っているお店は沢山ありますが、どの店舗に行っても言葉の問題や比較検討しながら探すのは大変ですので、結局当初の予定通り「TREE MOBILE」で購入することにしました。
店舗は果てしなくありますので、こちらの緑の箇所をご参考ください。
購入したSIMについて
私たちが選んだのは「dtacの年間2,790バーツプラン」です。(※2024年1月時点での価格)
- 通信速度最大30Mbps
- データ容量無制限
- 固定電話へ月60分までの無料通話付
1年間使って2,790バーツということは11,160円(1バーツ4円換算)なので月換算すると1,000円程度になり、納得の価格でした。
ほとんどのプランには無料通話が含まれていますが、大抵同じ通信会社(dtac同士など)の携帯に掛ける場合は15分以内であれば何回かけても無料で、固定電話への通話は月でトータル60分まで無料となっていました。
SIMを購入する際に必要なものと手続きの流れ
日本のように契約書に名前や住所を書いたりする面倒なことが一切ありませんので、所要時間は5分程度で完了。
購入するSIMプランが決まったら店員さんが電話番号が書かれたパッケージをたくさん出してくれるので、自分の気に入った電話番号を選ぶ。
その後、店員さんにパスポートとスマホを渡すとSIMを差し替える作業のすべてやってくれて、直ぐに使える状態にして返却してくれますので安心です。これだけです!
dtacアプリを入れると便利
最初は知らずに使っていたのですが、アプリがあります。『dtac app』と検索すると出てきますので、こちらをダウンロード。アプリは見やすいもので無料通話はあとどのくらい可能かなどの自身の詳細を知ることができ、通話金額の課金もここから行うことができます。
dtacのカウンターで質問があれば聞くことも可能
エムクオーティエの3Fにdtacの店舗(Dtac Hall @Emquartier)があり、日本語と英語が話せる女性スタッフの方がいらっしゃるので、不明なことがあれば質問することも可能です。
ちなみにこれまでの携帯キャリアはどうだったのか?
海外に多く渡航する私達は色々と比較検討してみた結果、NTTドコモの「ahamo」が一番とよいという結論で日本で利用し、海外旅行先でもSIMを入れ替えずに利用できるのでこれがとても便利でした。
ahamoは日本国内での月次使用量が20MB以内で税込み2970円という格安プランであり、私は無料通話無制限のオプションを付けたので、毎月3980円でした。ahamoは海外旅行と相性が良く、日本人が観光で行くようなエリアであればほぼカバーされており、月20GBの範囲内であれば海外でも国内と同様に使用することができ、データローミングをオンにすれば、Wi-Fiに接続できない街中でも快適に使えるので、短期旅行にはもってこいと言えます。
ただし、ahamoだと短期旅行では良いのですが、海外で15日以上滞在するとなると通信速度が最大128kbpsまで低下してしまうという問題があるので、ロングステイには不向きです。
また、タイで主流となっているQRコード支払いは銀行口座を開設する必要があるのですが、その際にタイの電話番号が必須となるため、必然的にタイでSIMを購入する必要があるのです。
日本の携帯番号を格安で残しておくには?
日本で使用していた電話番号を維持するために私たちが選択したのは「POVO」のサービスに乗り換えることでした。
POVOの良いところは初回契約時に特に料金を支払わずとも、半年に一回一番安いデータトッピング「データ使い放題24時間」330円を課金すれば、契約がずっと維持できるという点です。
無課金時には通信速度が128kbpsに制限されるみたいですが、タイに来てしまえば日本の番号で通話や通信することは基本無くなるので制限が掛かろうが何の問題もありません。
具体的にどう乗り換えたかですが、POVO公式サイト内の「お手続き方法」に詳しく書いてあるので割愛しますが、出国の2日前にahamoからPOVOへe-simでのMNP手続きを行い、掛った時間はわずか数時間で乗り換え完了です。
また、その際に無課金状態だと通信制限が掛かって出国迄の間に不便なので、その時点でやっていた「新規加入でデータボーナス321GB(3日間)プレゼント!」キャンペーンを適用して無課金状態で乗り切りました!!
まとめ
いかがでしたでしょうか?タイで長期滞在される予定の方は、選択肢の多いMBKでも激安SIMをこのように購入することができますので参考にされ是非トライしてみてください。
実際にやってしまえばこんなに簡単だったのかと思うはずです!
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