こんにちは、バンコクにプチ移住中のプル子です!
毎年、12月の乾季に開催される「ラマ9世公園フラワーフェスティバル(Beautiful Flora in the Suan Luang Rama IX Park Fair 2024)」に行ってきました!
今年も12月1日(月)から10日(火・祝日)まで開催され、園内には色とりどりの花が咲き誇り、訪れる人々を魅了していました。
花と自然を愛する人々にとって特別なイベントで、敷地面積500ライ(80ヘクタール)に及ぶ広大な敷地で開催しており、夜にはライトアップが楽しめ、最終日には花火が打ち上げられる予定なので、一日中楽しむことができます。
また、南国の植物やお花が好きな方には素晴らしい販売所が園内にあり、日本では見ることのできない種類豊富な班入り(ふいり)の葉っぱや、美しい南国の花々は一見の価値ありだと思います!
今回は、実際に訪れて感じた見どころやアクセス方法、便利な情報を詳しくご紹介します。
ちなみに規模感を調べてみると、東京の立川にある昭和記念公園より少し大きい様で、バンコク最大級の広さを誇ります。
美しい湖、植物園、国際的な庭園、広い緑地が特徴で、1987年にラマ9世(プミポン国王)の生誕60周年を記念して建設されました。
では最後まで読んでみてくださいね!
アクセス方法
BTSを利用した行き方
最寄り駅は BTSサムローン駅 (Samrong) で、駅からは出口1を利用するのが便利でした。
出口1を出た後、歩道を少し進むと大きな幹線道路に赤いソンテウ(乗合バス)が待機しているエリアが見つけることができます。
私たちはこちらから乗車しましたが、約15分ほどで到着し、安価で便利でしたのでオススメです。
但し、向かいの幹線道路に横断する際は横断歩道がありませんので、十分にご注意ください。
- ソンテウに乗る
大きな幹線道路沿いになんとなく人が集まっていた場所がソンテウ乗り場でした。ラマ9世公園方面に行くことを確認して乗車。(以下の写真に赤い丸をしてる箇所)運転手は英語が通じませんので、行きたい場所の地図アプリを見せる便利です。料金は一律 8バーツでした。公園近くで降車ボタンを押すか、運転手に予め到着したら知らせて欲しいと伝えると、わざわざ運転席を降りてここだよと知らせてくださいました。支払いは降車時に運転手に金額を渡せばOKです。 - 徒歩で公園へ
ソンテウ降車後、公園入口(Gate 6)まで徒歩約5分。案内板があるため迷うことなく到着できます。ゲート6はトップページにある写真のように小さな風車がありますので、これが目印です。 - 帰りの注意点
帰りは反対側の車線からソンテウに乗車することができます。行き先が異なる場合があるため、事前に運転手に確認することをおすすめします。駅の近くにある大きな病院があるのですが、ここのシャトルバスの運転手が幹線道路に待つ私たちに止まって声をかけてくれたので、それに乗車することができました。サミティベート病院のようシャトルバスのあれと同じですが、料金は一律15バーツで、駅の近くまで載せてもらうことができました。
様々なアクセスがあるようですが、バンコク中心地からだと1時間程度でした。
また、BTSウドムスック駅からの場合だと、車で15分ほどだそうです。
もしも、人数が何人か揃うようであれば、いっその事、バンコク市内からGrabタクシーを利用してしまうと、その方がアクセスで迷うことなく到着するので、便利だと感じました。
訪れる際のポイント
- 日差し対策:乾季のタイは日差しが強いため、帽子や日傘、日焼け止め、サングラス、ハンカチ、飲料水は必須です。日陰は少ない印象です。
- 快適な服装:軽装と履き慣れた靴がおすすめです。
- 休憩スペース:屋台のあるエリアのテーブルと椅子が木陰になっているので、ここでのんびり過ごすこともできます。ただし太陽が真上になると日向が多くなり、タイの灼熱の太陽を感じることに。
入場料・園内設備
- 入場料:20バーツ
- 営業時間:毎日5:00~19:00 (早朝と夕方は入場無料となることもあるそうです)
- トイレ:5バーツ(比較的清潔に保たれており、数枚のテッシュを係員の方が支払い時にくださいます。人によって異なりますのでもらえなかった場合はリクエストすると配布してくれます)
- 飲食:園内にカフェやレストランはありませんが、中央部にある屋台でタイ料理の軽食やドリンクを購入可能です。地元の味を楽しむのも一興です。
開放的な園内バスに乗車してまず1周してみよう!
園内を一周する開放的なバスが運行しており、各停留所で利用可能です。
広大な公園なのでまず一周してみてから、希望の場所に行くのがおススメです!
- 料金:1回20バーツ(チケットは数か所ある各バス停で購入が可能)
- 乗車方法:手を挙げればバスが止まってくれます。ただし、一度下車すると同じチケットは再利用不可なので注意してください。
乗車した園内バスはこちらで、乾季の大変に涼しい風が通り抜け、快適そのものでした!
もうひとつ電車のように短い車両が連なったユニークな低い車体のバスがありましたが、ボックスのようになっているのでこちらの方が涼しく感じるかもしれないと思いました。
バスは基本、運転手に手を揚げればどこでも乗車が可能なようでした。
チケットは最寄りの売り場まで行ったら降りて買うよう指示がありました。
降車したい場合もバスに一緒に乗車している係員に言えば、希望の場所で止めてくれました。
園内の見どころ
乾季の見どころのひとつが、ひまわり畑です。
明るい黄色い花々が青空に映え、多くの来場者が写真撮影を楽しんでいました。
このエリアはインスタ映えスポットとしても人気で、訪れるならカメラをお忘れなく。
日本にあるような広大なひまわり畑を想像すると違いますが、その他に咲いているお花も素晴らしいのでその中でひまわりも楽しむような規模感でいると期待は裏切らないと思います。
日本だとつい、夏の熱い時期を想像しがちですが、タイだとひまわりの時期は現在の乾季の12月や1月ですので不思議に思いますよね。
楽しい園芸売り場は必見
園内の道路の両サイドに種類豊富な園芸売り場があり、種類ごとに分かれた花や植物が所狭しと並べられています。
特に園芸好きやお花好きにはたまらないエリアで、珍しい班入り(ふいり)の植物や苗木、ガーデニング用品を購入することも可能です。
日本では決して見ることのできない珍しい品種やバンコクの街中でもなかなかお目にかからない物や金額ですので、必見です!
私は南国の花や植物が大好きなので、ここを1日中見ていたいくらい楽しくて長い、園芸販売通りに感動いたしました。
私の好きなプルメリアやジャスミンもありましたが、日本では考えられないほどのリーズナブルさでした。
散策しながらお気に入りの植物を探してみてください!
色彩豊かなカトレアは蘭の花とは異なり、非常に甘い香りがすることを知りました。
この美しい斑入りの葉っぱがナチュラルなものだと知り、感動!
班入りの植物はないんじゃない位に思ったほど種類が豊富でした。
そして、一番惹かれたのはこのピンクの葉っぱ!
素敵過ぎませんか?
初めて見た不思議な大きな、おーきな葉っぱ!
私は多肉植物は好みではありませんが、そのような方にも満足できる品ぞろえがありました。
お馴染み、タイのハスの花もこれだけまとまると美しすぎますよ!
これを池に放てば良いのですね〜。
こちらはバナナ専門店で収穫した超珍しいバナナが房ごと販売されてました。
こんなにバナナの種類があることに感激いたしました。
初めて見た、一番右側のバナナは房がみな繋がってヘルメットのように見えますが、こちらも一本ずつ、バラして食べられるそうです。
丸ごと一本も試食をさせて頂き、嬉しい驚きでした!
受賞した作品の展示も屋外にあり、まるで日本のような風景に感じる場面もありました。
この花はアデニウム・オベスムといい、盆栽の様なホレボレする美しさの大きな鉢植えでした。
私が買ったもの
しゃもじの様なカゴに入った小さなランを買いました。
ハンギングが出来る針金がついていて、どこかにかけて楽しむことができます。
小さなつぼみもあるので咲いてくれると良いです!
お値段は50バーツ、約230円と可愛い価格でした。
まとめ
1987年から続くこの恒例のラマ9世公園フラワーフェスティバルは、ラマ9世公園の創立を祝うものであり、美しい自然や花々を楽しむだけでなく、タイ文化に触れる機会としても魅力的なイベントです。
夜にはライトアップが楽しめ、最終日の祝日は花火が打ち上げられる予定があるそうです。
ほぼ日本人の観光客がいない、まさにタイらしい公園でしたが、現地の雰囲気を感じるには絶好の場所です。
通常ですと、地元の方の憩いの公園のようで、ウォーキングやランニングコース、屋外トレーニング施設、プールやテニスコートの完備などもある巨大公園。
こんな公園の近くに住んでみたいものだと思いました。
園内の水辺にはあのミズオオトカゲもいましたよ。
自然に癒される素敵な施設でしたので、イベント以外でもぜひ訪れてみてください!
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