【JIP AIRのフルフラットシート体験】フルサービスキャリアとLCCの中間サービスで味わうカスタマイズ可能で快適な空の旅

こんにちは!

バンコクにプチ移住中のプル子です✨

成田からバンコクへの『JIP AIR(ジップエア)』のフライトで『フルフラットシート』を利用しました。

JIP AIRは、日本航空(JAL)の完全子会社であり、そのため、安定感のあるサービスが提供されています。

フルサービスキャリア(JALやANA、タイ航空など)とLCC(格安航空会社)の中間的な位置づけが特徴的です。

今回はその体験を実際のサービス内容と合わせてご紹介します。

ちなみにお値段の例ですが、例えばフルサービスキャリアのエコノミークラスの料金で、JIP AIRだとフルフラットシートを利用することができるのです!

更に良いのが、燃油サーチャージが不要!!

また、預け荷物や機内食の有無など昼用なサービスをカスタマイズできるのが大きな魅力といえます。

これだけでもメリットの大きいJIP AIPなのですが、実際のサービスはどうでしょうか?

正直な感想を基に書いていきますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!

目次

フライト代金

今回のフルフラットシートのフライト代金は、2024年1月の金曜発で11万円でした。

その他諸税4,400円で、燃油サーチャージはなし!

フルサービスキャリアのビジネスクラスはフルフラットになりますが、それと全く同じように180度、本当にフラットになります。

ですが、サービスが異なるため、一概には比較はできませんが、通常のビジネスクラスの価格は、倍かそれ以上するのは、どなたでも分かるかもしれません。

この価格帯、素晴らしいと思いませんか?!

予約はJIP AIRのアプリから行い、とても簡単にできました。

なお、時期さえ選べば最安値は以下の通り。(2025年8月下旬~9月下旬くらいまで)

成田⇒バンコクの片道運賃は、スタンダードが20,903、フルフラットでも僅か63,403

ぜひ検討してみてはいかがでしょうか?

成田空港:JIP AIRの出発ターミナルとウィングは?

【利用したフライト】
ZG 51 成田発 17:00⇒バンコクスワンナプーム着 22:15着(飛行時間7時間15分)

成田空港から出発するJIP AIRは、第1ターミナル4階、北ウィングにあります。

ここ数年は羽田空港ばかりを利用していましたが、新宿から成田エクスプレスの約1時間半の旅もスムーズで快適でした。

空港チェックイン

JIP AIRのチェックインカウンターはCで、スカイチームに内に位置してしています。

チェックインは出発時刻の3時間前から1時間前まで対応しています。

ネットでは上記のような案内になっていましたが、実際には他のフライトもありますので、3時間以上前からでもチェックインは可能でした。

私たちの荷物は機内持ち込みが可能な小さなスーツケースのみでした。

そして、前日の24時間前から可能なオンラインチェックインをしていたので、チェックインカウンターの列に並ぶ必要がありませんでした

やったことは、カウンターの列に入る前にった荷物の重量計の前にいた職員さんと一緒に荷物の重さの確認と、オンラインチェックイン済みの情報のスマートフォンアプリを提示するだけで完了!

これにはとても便利で驚きました。

運賃に含まれる機内持ち込み手荷物は最大2個、合計7キロまで。それを超える場合は別途料金が発生。

フルサービスキャリアの航空会社よりもこちらの方が断然、簡単で良いですね!

但し、受託手荷物がある場合は別で、カウンターでチェックインをする必要がありますので、写真のように列に並ぶ必要があります。(事前購入がおすすめ。別途料金で1個当たり最大30キロまで最大5個まで)

スタッフの対応もスムーズで、全体的に安心して通過することができました。

搭乗

お身体が不自由な方やフルフラットシートの方からの優先搭乗でした。

実際の乗り心地やサービスはどうだった?

JIP AIRの『フルフラットシート』は、ビジネスクラスという名称ではありません。

また、エコノミークラスともいわずに、『スタンダードシート』と呼びます。

JIP AIRは付加サービスは何もないので、その分、お値段を安くしているのです。

そのため、フルキャリアの航空会社にあるような座席モニターもありませんし、毛布や機内食などもありません

このフルフラットシートは完全に180度、フラットにリクライニングできるので、エコノミークラスのシートよりは格段に快適ですが、ビジネスクラスとは異なる立ち位置であることは理解しておくと良いでしょう

でも実にサービスが効率化されており、もうJIP AIRの一択で良いのではないかと思うほどでした。

フルフラットシートの快適性

フルフラットシートの最大の魅力は、シートが本当に180度倒すことができる「寝やすさ」です。

寝る姿勢がしっかりと安定するため、長時間のフライトでも快適に過ごせます。

フルフラットになることで、リクライニングの角度や体勢に悩むことなく、ぐっすりと眠ることができました。

実際のZIP AIRのサイトでも「フルフラットシートはビジネスクラスのように180度リクライニングできるシートで長時間のフライトも快適に」とサイトで謳っています。

私の実際の感想としては、到着後も疲れがなく、普段の生活がすぐ始められるのは大きな利点だと感じました!

座席は18席のみ。機材はボーイング787-8。

乗客は出張風の方もいらっしゃいました。

WIFIが無料?

はい、クラスに関係なく、機内WIFIが無料です!!

これはとても便利なサービスでした。

WIFIにアクセスすると食事やアメニティの有料機内サービスがこちらからオーダーすることもできます。

速度はLINEを送ったりインスタグラムを少し見る程度なら問題ない程度でした。(YouTubeを視聴したりインスタ投稿は少しキビシイ時はありました)

アプリにアクセスすると数は多くないですが、映画やトラベル情報などがみることもできましたので、スマホさえあればモニターがなくても全く問題ありません。

毛布や枕、食事や飲み物は?

毛布や枕はZIP AIRのアプリからロゴ入りの商品を購入することが可能でした。

私は自宅から着てきたダウンジャケットやストールを毛布代わりに掛けて寝ましたが、寒がりの私でも大丈夫でした。

フルサービスのビジネスクラスのように敷布団のベットパットの用意はありませんが、なくても充分だと私は感じました。

なお、食事や飲み物もアプリからオーダー可能です。

食事や飲み物は、搭乗前から事前にサービスをオーダーしたお客様から配布がされてました
対象となる乗客へのサービスが一旦終了した時点で、アプリからサービスを受け付けてくれます。
そのため搭乗後、すぐににアプリをみるとなぜか全て「売り切れ」で表示されているため、不安に思いますが安心してください。別途、開始のアナウンスがあるので、そこからアプリから購入をすることができます。

ちなみに私は空港の出国審査を終了した後、ショッピングエリアに一か所だけ小さなセブンイレブンがありましたので、そこでおにぎりやサンドイッチ、飲み物などを購入して食事代わりにしました。

成田の出発時刻が17時で、バンコク到着は22時(日本時間にすると深夜0時)なので、夕食をあまり多く食べたくない自分にはちょうどよかったとも感じます。

機内でも飲み物や軽食はアプリで購入することができますので、非常に便利ですが、チケット購入時や搭乗前、それからオンラインチェックイン時にアプリでお得なパッケージプランがあります。
楽しみたい方はこちらからオーダーすると良いと思います。(事前座席指定、機内食、受託手荷物の増量など)

ユニークなサービス

これはフルキャリアや他のLCCには無いサービスだと思うのですが、フルフラットシートに空き席があれば離陸後にアプリを通して席を購入することができる珍しいサービスがあります。

私が搭乗した機内では40,000円でアップグレード可能で実際に何名かスタンダードシートから移動されてきたお客様がいらっしゃいました。

また、スタンダード内で横のシートを買うや、フルフラットシート内でもっと前の席がよいという場合でも有料で移動可能でした。

デメリット

私が感じたデメリットは、座席後方のトイレのフラッシュ音(流す音)と、これに伴う若干の振動です。

そしてスタンダートシートとの境界線にあるカーテンを閉めてくれないため、特別感が少し欠如する点でした。

フルフラットシートのエリアには専用のトイレはありません。

トイレはスタンダードシートとの境界に設置されたものを共用で使用する形になります。

私が着席したのは最も後ろの座席(下記図面内の5列目)。

この席はトイレがすぐ真後ろにあるため、どの後部座席に座ってもトイレを流す際のフラッシュ音がかなり大きく響き、わずかですが振動も伝わってきました

飛行機のトイレ事情は避けられないものですが、快適さを重視する方にとっては少し気になるかもしれません。

ただし、座席に空きがある場合に限りますが、機内で気圧が安定した後に座席変更をリクエストすることができます。

CAさんに直接お願いすれば、プラス1,000円の支払いで変更可能です。

私もお願いして、無事に前方の座席を変更してもらえましたが、雲泥の差ほど違い静かでした

また、フルキャリア航空会社のようにクラス間にしっかりとカーテンが閉められるわけではないため、特別感はやや薄く感じるかもしれません。

実際に搭乗した際も、スタンダード席との間にカーテンは用意されていましたが、常に開けた状態でした。

CAさんに確認したところ、安全上の理由で閉めることはできないとのことでした。

そのため、明確な仕切りがないぶん、プライベート感が少ない点は事前に理解しておくとよさそうです。

座席指定

座席指定は無料で行うことができません

事前に座席指定をしたい場合は予約の際に別途、事前座席指定料金が必要です。

事前に指定してない乗客の座席は、自動的に割り当てられ、24時間前からできるオンラインチェックイン時まで座席がわかりません

搭乗後にも変更は可能ですが、CAさんに直接お伝えし、最終調整してもらい、離陸後の気流が安定した後にお声がかかりますが、もうその時点で実は満席で変更することは出来なかったなんてことも、よくあるそうです。

色々なケースを踏まえ、座席は事前指定の方がよきですね!

マイレージ情報


無料のZIPAIR Clubに入会することで、ZIPAIRポイントを積算可能。

但し、年会費を払うと、お得な特典が付いた有料会員組織であるZIPAIR Point Club Plusに入会でき、年会費は5,000円。

利用の多い方はお得でZIPAIRポイントの獲得・利用のほかに受託手荷物を30%割引で購入可能。

会員資格は申込み日より365日有効。

「JALのマイル⇒ZIPAIRポイント」、「ZIPAIRポイント⇒JALのマイル」の交換も可能。

私は様子見なので、無料のクラブに入会をしておきました。

キャンペーン情報

現在、JIP AIRでは特別キャンペーンのSPRING TIME SALEを実施中です。

販売期間は2月12日~21日まで、搭乗期間は2月13日~4月30日まで!

これにより、フルフラットシートをお得な価格で利用できるチャンスです。

ゴールデンウィークは特におすすめで、早めの予約が良いと思いました。

キャンペーン内容の詳細は公式サイトをご確認ください。

まとめ

JIP AIRのフルフラットシートは、フルサービスとLCCの中間に位置するという独自のスタイルの中で、非常に高い快適性を提供してくれます。

JALの完全子会社ならではの安心感と、自分好みのサービスを個別に購入可能なオプションが魅力的なJIP AIRで、今後もまた快適な空の旅を楽しむつもりです。

ハワイや米国本土、カナダ便など長距離路線もあるので、このようなご旅行の際は特にフルフラットシートだと疲れが格段に違うので、ぜひ皆さんも経験されてみてはいかがでしょうか?

私は、後部座席以外のフラットシートなら「絶対にあり!」だと思う、フライトの体験のシェアでした。

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