タイ バンコクの母なる川、チャオプラヤ川に面して建つ『 ロイヤルオーキッド・シェラトンホテル&タワーズ』に宿泊しました。
5つ星ホテルながらも比較的リーズナブルでワットアルン、ワットポー、王宮などの観光名所にも行きやすい立地なので初めてバンコクを旅行される方にもオススメだと思いました。
また、バンコクで一番人気のタイ最大級の複合施設のアイコンサイアムもすぐ対岸にあります。
年末年始の有名なアイコンサイアムからのカウントダウン花火が最もよく見えるホテルとして、この時期は予約が非常に取りにくいとも聞きます!
チャオプライヤー川には沢山のホテルがありますが、そんなシェラトンの魅力を紹介していきますので宿泊記をぜひ最後までご覧ください。
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ロイヤルオーキッド シェラトン ホテル&タワーズの基本情報
スワンナプーム国際空港から車で約40分
<無料シャトルボートサービス>
BTSサパーンタクシン駅からすぐのサトーンピア(船着場) ⇔ ホテル
所要時間:約5分(時間 9:00-22:00/30分に1本運行)
ホテルの特徴
建物の風貌はあのシェラトンワイキキにそっくりで羽を広げたようなスタイルなので、どこから見ても目立つ28階建ての高層ホテルです!(ハワイ好きならすぐにわかる姿をしています)
バンコクのリバーサイドホテルの中ではかなり歴史が古い方にランキングされる老舗ホテルのようで、調べてみると創業は1993年でした。(ちなみにシェラトンワイキキは1971年、すごい!)
ロビーは古き良きタイスタイルでロビーでは今はバンコクのほとんどのホテルでみなくなったタイの弦楽器の演奏もありこれぞタイ!を感じることができます。
現在のバンコクのホテルはモダンスタイルが多く、リニューアルもされているためこの手のチーク材&ゴールド&大理石のロビーはだいぶ姿を消していると思います。
タイらしいロビーはこのような感じのことを言うのかもしれません。
無料シャトルボート
ホテルまでは最寄駅のBTSサパーンタクシン駅からすぐのサトーンピア(船着場)からシェラトンホテル専用の無料シャトルボートで行くことができます。このボートはアイコンサイアムにも行けるのでとても便利でした。
朝9時から夜22時まで30分おきにホテルとサトーンピア(船着場)、アイコンサイアムの3か所を結ぶ無料のシャトルボートが運行しています。
こちらの写真はサトーンピア(船着場)から乗った時のシェラトンの船。2種類の船があるようです。
アイコンサイアムから乗った時の船はこのように豪華バージョンでした。
客室
リバービュー 高層階のツインのお部屋に宿泊しました。
アイコンサイアムがよく見える部屋を希望したかったので、事前にホテル側にリクエストをしたら追加で300バーツほどをチェックイン時に支払えば確約可能とのこと、喜んでお願いすることにしました!
どうですか、このビュー!!部屋に入ると窓枠一杯にアイコンサイアムのある景色が飛び込んできました!
そして窓際まで行くと、今度はこのチャオプライヤ川の大河の景色が広がります!!(部屋から撮影)
アイコンサイアムやマンダリンのレジデンス(右側の高層の建物)がこれほどよくきれいに見える部屋は他にはないかもしれません!
チャオプライヤー川の色はいつもこんな感じですが、数々の船が行きかう風情は人々を魅了してやみません!
右を見ると遠くにはワットパクナムの大きな仏像まで見えました!
夜はこんなに格別な夜景になりますが、どの時間帯を切り取っても窓から美しい景色が見れました。
この日は夕日は見れませんでしたが、こちらの方角はそれもきれいに見えると思います。
お部屋は古さは否めませんが、バスルームが使いやすく、バスタブは深いので久しぶりにゆっくりと湯船に浸かることもできました。
また非常に低い位置にヘッドをかけられるように設置がされ、お子さんの入浴にもとても良いと思いました。
スイミングプール
ホテル内にスイミングプールは2か所あり、1カ所はチャオプライヤー川が真正面にのぞめるリバービューのプールで、このプールの近くには立派なジムやサウナもありました。
もう一つはホテルの敷地内の緑あふれるガーデンプール!ここは都会にいながらトロピカルなリゾート気分が味わえ、あたかもタイの離島に来たかのようなムード。
バンコクの都会にいながらもまるでプーケットの20-30年前のホテルにいるようなレトロな雰囲気がありました。
ここにいる時間が好きで翌日もずっとここでくつろぎ、バンコクの都会の喧騒から離れ時間を忘れる優雅な時を存分に味わうことができました。
なぜかクジャクが放し飼いされていて、プールのまわりを巡回にきてくれ楽しかったです。
タイ料理 レストラン「Thara Thong (ターラートーン)」
たとえ一泊の宿泊でもタイらしい素敵な雰囲気のレストランで美味しいタイ料理を食べたい、タイ舞踊も見たいの願いが叶うレストランです!
タイ料理 レストラン「ターラートーン(Thara Thong)」ではタイの伝統舞踊を見ながら本格的な美味しいタイ料理のディナーが楽しめます。「ターラートーン」は、タイ語で「黄金の河」という意味。チークウッドの美しいインテリアの店内で気分が上がります。
営業は夜だけでテーブルは掘りごたつ式のスタイルで靴を脱いで食事を取るリラックススタイル。テーブルは屋外の席だとありますが、少し蒸し暑いと思いました。
メニューは手の込んだ珍しいものが多くあり、どれを食べても味がよく、ドリンクも他のエリアで飲むよりも格段に美味しかったです。(ロビーラウンジやプールのバーと比較)
タイダンスも毎週木曜日から日曜日の19時以降に数回行われます。時間は10分程度の短いものでしたが、ダンサーの方が練り歩いてくださるので間近で見れます。毎回ダンスの種類が異なるので楽しんで鑑賞でき、踊り子さん達と一緒に記念写真を取ることもできました。
朝食会場レストラン「feast (フィースト)」
オールデーダイニングの大きなレストランは屋内、屋外と食事を取れる場所がありました。
チャオプライヤー川沿いにテラス席があり、早朝は川からの風が涼しく気持ちが良かったです。
早朝に船の甲板でフィットネスをやっている大きなボートが通り、インストラクターらしき方から「GOOD MORNING~!!」と明るい声がけをしてくださって、私も思わずこちら側から思わず大声で挨拶を返してしまいましたが、とても清々しい気分になりました!
でもこのあと朝食を狙いに来る鳩の攻撃にあい、中の席に移動することに!ウエイターさんは鳩を追い払いながらの業務なので大変そうでした。
【お得情報】(2024年5月)
朝食なしの予約をしていましたが、フロントで朝食の予約をする半額となるフロント予約だけのプロモーションをしていました。通常700バーツ⇒350バーツ/人
まとめ
宿泊記はいかがでしたでしょうか?
チャオプライヤー川沿いには他にもマンダリンオリエンタル、シャングリラ、ペニンシュラなど高級ホテルがたくさんありますが、初めてバンコクに来られる方に『 ロイヤルオーキッド・シェラトンホテル&タワーズ』は眺望と立地、老舗の安定性の面からとてもオススメです。
シェラトンも年末年始の価格はなかなかの金額になると思いますが、それ以外の時期は比較的安く泊まれるので是非一度比較をしてみてください。
他にもホテル内には素敵なレストランがあり、イタリアンレストラン「Giorgio’s」や川沿いにある「SIAM YACHT CLUB」は雰囲気が最高でチャオプラヤー川の素晴らしい景色が堪能できると思いますのでお試しください!
老朽化は否めないです。ガーデンやテニスコートのエリアもよく見ると少し荒れた感じがしましたし、最新のホテルを希望される方にはもしかしたら不向き点もあるかもしれません。
ですが、他の近隣のホテルのビューを比較するとナンバーワンと言えるのではないかと個人的には思います!
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