こんにちは!
バンコクにプチ移住中のプル子です✨
最後にサムイ島に訪れたのは2018年9月。
それ以来、コロナ禍でなかなか旅ができず、「また行きたいな」と思い続けていました。
そしてちょうど6年が経過し、ついに再訪!
これまではチャウエンビーチの宿泊が多かったのですが、今回はチャウエンノイビーチにある『シェラトン サムイ リゾート(Sheraton Samui Resort)』に宿泊してきました。
チャウエンノイビーチは、チャウエンビーチのすぐ南にある、静かなエリアで人も少なく、のんびり過ごせるのが魅力。
チャウエンビーチもきれいですが、チャウエンノイの海はさらに透明度が高く、更に感動するのです。
リゾートに沢山行った私もオススメするビーチです。
そして何より、サムイ空港から車で約20分、バンコクからはサムイ島は国内線で1時間20分というアクセスの良さもポイント。
詳しくご紹介していきますので、ぜひ最後まで読んでくださいね!
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シェラトンサムイリゾートの歴史
『シェラトン サムイ リゾート』は、2015年にオープンしたリゾートホテル。
実は以前は「インペリアル サムイ ビーチ リゾート」という名前で長年、営業していたホテルが、シェラトンとしてリブランドしたホテルです。
ちなみに、インペリアルホテル時代を含めると30年以上の歴史があり、館内の随所にその名残を感じることができます。
でも、それだけ長く愛され続けてきたということは、立地が抜群である証拠!

ホテルはチャウエンノイビーチのほぼ中心に位置しており、のんびりとした雰囲気の中でリゾートステイを楽しめます。
フロントとチェックインの様子
ホテルのエントランスを入ると、右手にチェックインカウンターがあります。
広々とした空間が広がり、リゾートらしい開放感を感じるエントランス。
長い歴史を持つホテルならではの落ち着いた雰囲気もあり、どこか懐かしさを感じるような印象でした。

南国らしいウエルカムドリンクでお迎えしてくれます。

敷地の様子
ホテルの敷地はとても広く、低層の建物が点在。
緑が豊かで、まさに南国リゾートの雰囲気!
散歩するだけでも心が癒されるような、開放感あふれる空間です。

このホテルは丘の地形を活かして建物が配置されているので、どの部屋にアサインされるかで、見える景色の印象がガラッと変わるのも特徴のひとつ。
滞在するたびに違う景色を楽しめるのも、魅力のひとつかもしれません。

チェックインの際にもらったランドスケープ、案内の地図です。

お部屋
宿泊したのはツインルームのお部屋です。
このホテルはすべてのお部屋にバルコニーがあり、外の景色を楽しむことができます。
客室は白を基調にしたデザインで、清潔感も抜群。
広々としていて、とても快適に過ごせました。
そして、バルコニーに出ると目の前には青い海!
朝晩ずっと波と木々のそよぐ音を聞きながら、贅沢な時間を楽しめました。

どのお部屋からも海が見えると思いますが、先に触れた通り、ホテルは丘を生かしたランドスケープの中に点在しているため、部屋の位置によってビューの印象が異なります。
それぞれの棟から見える景色は、少しずつ違った印象を与えるでしょう。

バスルームはお部屋との仕切りを開放することができ、広く感じさせることができるようになっていました。

バスタブとシャワーブースが分かれており使いやすい構造でした。

一番高い金額のお部屋を除き、バルコニーに出ると隣の部屋との仕切りが高くないため、お互いにベランダに出ると「こんにちは!」という状態になってしまいます。
私たちが宿泊した時は、ローマから来たご夫婦と、その後に入られたボストンから来た若いカップルの方々でした。
シャイな方には少し気まずいかもしれませんね。
しかし、これも旅の醍醐味かもしれません。
遠くの街から来た人々と同じ空間を共有するなんて、なんだか不思議な感じがしました。
また、ベランダでの喫煙が許可されている点が、私には少し気になりました。
好みではない部分でしたが、これも一つの特徴として捉えることもできました。

プール & ホテル前のビーチの様子
ホテル内には2つのプールがあり、それぞれ異なる魅力があります。
一つ目のプールはロビーや朝食会場の近くにあり、広くて開放感があり、泳ぐのが好きな方にはぴったり。
比較的大きなプールなので、リラックスしながらもアクティブに泳ぐことができます。

高台にあるのでビーチを眺めることもできます。
ゲストはビーチやビーチ近くのプールを使う方の方が断然多いので、このプールはいつも静かで平和な雰囲気がいつも漂っていて好きでした。
昔の「下田東急ホテル」のような雰囲気があり、好きでした。

二つ目のプールは坂を下りて、ビーチに近い位置にあります。
こちらはビーチとプールが一体になったような感じで、海の風を感じながらリラックスできるスポットです。
ビーチにもアクセスしやすいので、海水浴やプールの両方を楽しみたい方に最適です。
どちらもリゾート感がたっぷりで、癒されること間違いなしです!
ビーチフロントのプールは、チャウエンノイビーチを眺めながらのんびり過ごすには最高の場所!
プールのすぐ前に広がる美しい白砂と透明度の高い海が、まさにリゾート感満載です。
ただ、プールのすり鉢状の形状については少しユニークで、最初に入るときに少し不便さを感じるかもしれません。
泳ぎやすさという点ではちょっと向いていないかもしれませんので、前者のプールがおすすめです。

チャウエンノイビーチは人が少なく、波打ち際を歩きながらただ海を眺める時間がとても贅沢に感じました。

チャウエンノイビーチとシュノーケルスポット
チャウエンビーチはサムイ島の東海岸に位置し、約6~7キロメートルにわたって続く白砂のビーチです。
チャウエンノイビーチ(小チャウエンビーチ)はチャウエンビーチの南側にあり、岩で区切られた静かなビーチで、長さは約1キロほどです。
水が透明で遠浅のビーチは非常に泳ぎやすく、一日中、ここに浮いていたいほど気持ちが良いものです。

シェラトンホテルから北方向に約500メートル歩くと、「ファーストバンガロー ビーチ リゾート(First Bungalow Beach Resort)」という宿泊施設があります。
その正面のビーチは、チャウエンの中で唯一トロピカルフィッシュが見られる場所です。
チャウエンビーチやチャウエンノイビーチには岩場がありませんが、ここには岩場があり、そこに魚が集まっています。
海は遠浅で、足元もごつごつしていないので歩きやすいですが、ウニがいることがあるので注意が必要です。
ここで魚を見る際はできればビーチシューズのようなものを履いて行かれたほうがオススメです。

このトロピカルフィッシュのいるビーチの正面にあるファーストバンガローは、1970年代に創業したサムイ島最古級のリゾートの一つ!
リーズナブルな価格でサムイ島らしいリゾート気分を味わえるため、長年多くの旅行者に愛されています。
この岩場の部分がチャウエンノイビーチの始発部分で、チャウエンビーチとは繋がってはいないのでご注意ください。

ファーストバンガローはビーチフロントのバンガロータイプの客室が特徴ですが、奥の方に行くとビルディングタイプもあり、中庭のプールもたまらなく雰囲気が良いです。

ホテルの朝食
朝食会場はロビーのフロアから1段下がったところにある「Coco Scoop」というレストランです。
高台に位置しているため、海を臨む席もあり、風が心地よく通り抜ける空間で、好みの席で朝食を楽しむことができます。

朝食はビュッフェスタイルで、洋食とタイ料理のバリエーションが豊富です。
特に焼きたてのパンやトロピカルフルーツが美味しく、毎朝楽しみにしていました。
サラダ、フルーツ、ジュースのコーナーは、かなり涼しい別室で管理されており、その新鮮さがとても良かったです。

また、日替わりのスペシャルメニューコーナーがとても楽しく、味も美味しくて良かったです。
この日はカオマンガイが提供されており、フライしたお肉とボイルしたお肉の両方が楽しめました。

ある日はローストダックが提供されていました。
このホテルの朝食は、どのメニューをいただいても美味しくて、大満足でした。

オムレツスタンド、ヌードルスタンド、パンケーキにワッフルなどなど沢山のメニューがありました。

朝食後はテイクアウトのコーヒーやタイティーをレストランの出入り口で持って帰ることができそれも良かったです。

ホスピタリティに溢れる、インペリアル創業当時から勤務しているレストランマネージャーの女性の対応は、とても温かみがありました。
ホテルのレストラン
タイ料理の「Long Talay」はランチとディナーの営業で海も見えて雰囲気が良く、海をイメージしたインテリアが素敵でした。

Blue Monkeyはビーチ沿いに面するインターナショナル料理のレストラン。

夕方からここでカクテルを飲むの人気でした。

夜の雰囲気も大変に良いです。
インターナショナル料理とありますが、タイと西洋と両方の料理が全てのレストランでいただくことが可能でした。

朝食レストランのCoco Scoopは朝のみの営業でした。
近隣の様子
ホテルを出ると、サムイには少し大きめの幹線道路があります。
特に横断歩道がないため、向かい側に渡るのは少し危険ですが、ホテルのガードマンが車の様子を確認しながら、安全に渡らせてくれます。

渡った正面には、数十バーツで利用できるランドリーがあり、長期滞在にはとても便利だと思いました。

その横にはレストランもあり、ホテル内での食事に飽きた場合にはこちらもおすすめです。

さらに2軒先には、同じマリオット系列のホテル『ヴァナベッレ、ラグジュアリーコレクションリゾート – サムイ島 (Vana Belle, A Luxury Collection Resort – Koh Samui)』があります。
この道路を徒歩で約15分ほど、またはビーチからも歩け、この方が近いです。
『ヴァナベッレ、ラグジュアリーコレクションリゾート – サムイ島』は、2013年にタイのサムイ島に開業した高級リゾートです。
風水とタイの神話をコンセプトにした独特のデザインが特徴で、自然との調和、エネルギーの流れ、精神的な安らぎを追求した空間は、タイ国内で他に類を見ない唯一無二のリゾート体験を提供しています。
ラグジュアリーコレクションならではの、きめ細やかなパーソナルサービスを体験でき、一人ひとりのニーズに合わせたオーダーメイドの滞在が可能です。
ラグジュアリーコレクションは、マリオット・インターナショナルが展開する高級ホテルブランドで、世界中の魅力的な場所に展開しています。(イタリア、ギリシャ、スペイン、アメリカ合衆国、モルディブ、日本など)

最終日のディナーはここで楽しみました。
ここのサービスは、シェラトンを一歩上回るものでした。

不思議な組み合わせですが、食べたいものだけを楽しみました。

デザートも美しく盛り付けられており、素晴らしかったです。
海辺のレストランで、こんな素晴らしい体験ができて感動しました。

チャウエンビーチ方面の無料シャトルバス
滞在中にチャウエンビーチ方面に行きたい場合、ホテルから無料のシャトルバスが運行されており、セントラルサムイのモールまで行ってくれます。
フロントで事前の予約が必要ですので、ご注意ください。

お馴染みのセントラルの正面付近は少しさっぱりとした印象に変わっていました。

久しぶりに訪れたチャウエンビーチのメインどおりは、コロナ禍の影響で閉業したホテルやレストランもあり、少し少し寂しい印象の場所もありましたが、新しいカフェやレストランができていたりと新しい息吹も感じました。
どこに行ってもタイで合法のアレのお店がサムイにも多くできており、それはあまり好きではありませんでした。
ちなみにホテル前の道路からソンテウを捕まえてセントラルまで行く場合、昔の感覚で二人で100バーツでどうかとお願いすると断られることも多かったです。
夜だとひとり100バーツの印象ですね。
まとめ
サムイ島は私の大好きなタイのリゾート!
6年ぶりに訪れたサムイ島は、変わったところもあれば変わらないところもあり、その両方がとても愛おしく感じました。
ちなみに9月のサムイの気候は最高気温が27度でとても涼しく、そのため海やプールにも入りにくい日がありました。
シェラトンサムイリゾートの魅力は、部屋からの景色やチャウエンノイビーチの美しさ、そして遠浅で泳ぎやすい海、食の美味しさと雰囲気の良さ、館内は静かで南国の雰囲気が漂っています。
そして、施設は最新のものではありませんが、古き良きリゾートホテルの魅力を感じさせてくれる点が素晴らしいです。
設備に関してトラブルがありましたが、すぐに修理に来てくれたり、部屋を変更してくれたりと、サービス面での対応が良かったです。
近隣のチャウエンノイのホテルも見学しましたが、価格を考慮しても一番良いリゾートだと感じました。
また近いうちに戻ってきたいと思わせてくれるホテルでした。
シェラトンサムイリゾートは、サムイ島空港からのアクセスも良好で、美しいビーチと穏やかな雰囲気が魅力のリゾートです。
ノスタルジーを感じたい方には、落ち着いたステイにぴったりのホテルだと思います。

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