いつかは行きたいと思っていたシミラン諸島の1日ツアーに参加しましたので、そのお話をまとめます!
タイには何度も行きましたが、シミラン諸島に行くまでは移動距離があるため訪問するのが後回しになっていました。
どなたかの参考になれば嬉しいのでぜひ最後まで読んでみてくださいね!
シミラン諸島とは
シミラン諸島は、知る人ぞ知るタイの秘境!
9つの島から成り立ち、世界のダイビングスポットの中でも指折りの名所として知られています!
碧く透き通った水色に輝く海の環境を守るため、期間が決められており、10月中旬頃~5月上旬頃のシーズンに入ると世界各国からたくさんのダイバーが訪れます。
もちろんダイビングをしなくても、シュノーケルだけでも楽しめます!
それ以外の半年間(5月上旬~11月上旬頃まで)は自然環境保護のためクローズとなっています。
アクセス
シミラン諸島へのアクセスは、プーケットの北側にあるカオラックの南、ナントンビーチから南に約13kmにあるタプラム港からスピードボートで1時間半から2時間の所要時間。
海洋国立公園入園料は 大人500バーツでツアー代金に含まれ、予約時に旅行社へパスポートのコピーをメールで添付する必要がありました。
シミラン諸島はパトンからだと船の発着場のピアまで車で約2時間、そしてピアから島までは更に2時間という、なかなか遠い道のりです。
私が宿泊したホテルはパトンの手前でしたが、ピックアップの時間はなんと朝の6時でした!
ピアの手前のドライブインでツアー客は降ろされ、ここで受付を済ませます。
予約の際にパスポートのコピーを提出しましたが氏名が間違っていました。
日本人の参加者はなんと私だけでした!
ツアーには朝ご飯も含まれていた
ここではバイキング形式で焼ビーフンやトースト、お菓子や飲み物などがあり、簡単な朝食が無料で取れました。
カレーなどのタイフードやフルーツシェイクなどはカウンターが別で有料。
また、船に自信のないひと向けに酔い止め薬も無料で用意がありましたが、日本から持っていったほうが安心かもしれません。
私は1回飲めば1日効果があるという、アネトンを飲んでおきました。
これが後にとても助かる結果となるのでした。
理由は読み進めてみてくださいね!
出港、そして揺れに揺れた船の様子
さあ〜、ピアから出港です!
ガイドさんからブリーフィングが始まります。
ガイドのタイさんは現地の方で、とてもソフトな印象。
以前はホテルのレセプションで働いていたそうです。
中国人のゲストがとても多かったそうで、それはそれは中国語が堪能でした。
英語が忘れてしまうくらいだったと楽しいお話もしてくれました。
途中までボートは順調でしたが、外洋にでるほどに信じられない位の揺れになってきました。
後からわかりましたが、原因はタイに台風が向かってきた影響だったようです。
ボートには屋根がありましたが、眺めが見えるようにと開いているボートのサイドのスペースから、大波の水しぶきを頭からかぶる運行が、なんと、1時間ほど続きました。(辛かった!)
ここで本当に助かったのが、寒さを凌ぐキャップと、ラッシュガード、そして下は短パンではなく、長い丈のタイツタイプのラッシュガードがあるともっと暖かくて良いです。
その上に短パンを履くとカッコよい!ガイドさんがそうでした。
それから オーシャンパックなどの 荷物が濡れないバッグ を持っていくこと。これはマストです!
島に降りたつときはピアからではなく、必ずビーチなので水の深さがありバッグはうまく持たないと、底が濡れるためだ。
オーシャンパックはタイのマーケットで安価で買えます。
30人ほど乗船してましたが、5分の1の方が吐いていました。
シミラン諸島は外洋にでるので揺れることが多いそうです。ぜひ万全で臨むことをオススメします。
もちろん揺れないこともあり、2日前はとてもフラットだったそうですよ!
私は若い頃はダイバーでして船は平気なのですが、それでも驚きの揺れでした。
ピアから2時間以上はかかったと思います。
ボートは波で揺れ、スムーズには進まかなったためです。
到着 ナンバー8の島
やっと、Number8の島に到着!!面白い名前。本当に長い長い、辛い船の旅でした。
素晴らしい青にに感動!!船酔いも忘れるほど。砂はスーパーパウダーサンド!!
ここに来ないと出会えないサラサラの砂!それはまるでタヒチのよう!
Number8の有名な岩山!
今から岩山のあるビューポイントまで頑張って登ります。
ビーチからは徒歩10分程度。
乗船の前にビーチサンダルはガイドに預けますので、帰るまで裸足の生活となります。
でも島中の砂がスーパーサラサラなので全く痛くないんです!
ここも裸足で登ることになりますが、フラットな石なのでビーサンだと滑るため逆に危ないそうです。
これに関し危険は感じませんでしたが、多くの中国人は海用の足袋のようなものを履いていました。
マリン用品屋に行くとあるソレです。
ですが、普段はへたれな私でも裸足に違和感は感じず、登るのも頂上までの距離も苦ではありませんでした。
頑張って登った先に広がる絶景!!先程ボートで到着したビーチがここです。
何というビュー!素晴らしい、来てよかったと思う瞬間でした。
有名な岩山は近くで見るとこんな感じ。
どうしてこうなったのか?自然の驚異です!
観光客の6〜7割は中国人!いやもっとかもしれません。
中国人を見にいったと言っても過言ではありません!
ここでもお得意のパレオひるがえし撮影。
どうしてみんなこればかりなのでしょうか、流行っていました!
こんな見学も楽しいものです…
中国人の観光船はドラえもんがあしらわれたものがありました。
そして信じられないほどの乗船人数で積載を超えていると確信する船の姿もありました。
次はボートからシュノーケリングをするポイントまで向かいます。
サンゴとお魚はそれなりに見えました。
でもやはり世界有数のダイビングスポットですから、濃い魚影を見たければ、ダイビングをオススメします。
しかし、他の近隣の島のツアーと比較すれば魚の種類は豊富でその差は歴然!
ナンバー4の島に到着 そしてランチ
最後はNumber4の島。ここでランチを取ります。
多くのツアー客がここで取っていましたので、ここはランチ用の島なんだと思います。
モチロンここでも海水浴やビューポイント等の散策が楽しめます。
波があるためランチの場所が近いビーチではなく、反対側のビーチに到着。
ここかランチのところまで10分ほど徒歩移動。
さあ、お楽しみのランチの時間です!
この時点で12時半位になっていました。
ほぼ同じランチボックスを皆さん食べていましたが、もう少し質素なプレートランチのツアー客もいました。
メニューは左上からタイ風大根と手羽元の煮付け、魚のフライスイートチリソース味、手羽元のフライドチキン、ライスです。
スイカとパインも好きにどうぞと食べれるように用意がされていました。
普通に食べれましたが、食あたりと船の揺れが心配なので、あまり食べないようにしました。
こちらの島もとってもきれい!
シミラン諸島はこんなサインを多く見かけます。
これは洋服を干さないでねというもの。
タバコも指定の場所で、お酒はどこも厳禁!ルールを守らないと罰金があります。
夢のようなブランコ!
ウミガメを保護しています。
ここには大きなトカゲもいるそうです!
森を通り、さきほどのビーチまで戻ります!
ここの島は軍のの施設がありました。
朝の港までもどります
帰りの船は比較的スムーズに進み、あまり揺れませんでした。
朝のピアに戻ってきました!
ここではじめてビーチサンダルが戻り、裸足とお別れができます。
到着後のうれしいスナックタイム
おかえりと、なんと美味しいデザートと飲み物が参加者に振舞われました。
縦にスライスされたバナナがサクサクに揚っていて、甘みもありとても美味しかった!!
揚げ油の心配もあったのですが、ひと口いただくと、あまりの美味しさに3つも頂いてしまう結果に…!
タイらしい、色とりどりの甘いお菓子とドリンク。
無事に帰ってきた安堵感から更においしく感じたスナックたち。とても心が込められたおもてなしに感動いたしました。
ツアー代金
今回の予約はブルーアイランドプーケットという旅行会社で手配しました。
日本人のオーナーさんで親切ですよ。
料金は2,800バーツ(約11,200円) 2024年4月現在
実はツアーガイドにチップを渡す必要はないとも聞きます。
今回は特に日本人向けではありませんでしたが、日本人向けのツアーは他国のツアーよりも高い料金が設定されていることが多く、ガイドもその分多めの給料が設定されているとも聞きます。
ただし、ガイドさんの腕前で素晴らしいツアーになったと感じたときにチップを払うのは問題ありませんし、感謝の気持ちとして100バーツ程を目安に渡してさしあげると良いと思います。
持ち物のおすすめ
- キャップ(麦わら帽子は風があるから適しません)
- ラッシュガード(できれば上下)
- パレオ(タオルより薄く荷物にならない)
- 薄いタイプの高吸水タオル
- サングラス
- 日焼け止め
- 20バーツ札を含む少額のお金(各島のTシャツを購入したい場合は200バーツで買えここでしか買えないものだった)
- 酔い止め薬
- 水に濡れても大丈夫なオーシャンパックなどのバッグ
- 余裕があればトイレットペーパー(タイのドライブイン、島のトイレはペーパーがないこともあったり、入り口で使う分だけ自分で巻取り、個室まで持っていくスタイルが多い)
その他の離島のおすすめ
プーケットに来たけどシミラン諸島までは…と思われる方にオススメの島!
私のおすすめはマイトン島です。
ここはパトンから南側にあるピアから島までスピードで20分程度
船酔いする暇もないくらい。
そしてビーチもとってもきれい!
食事も豪華なバイキングが食べれます。大きなエビのグリルが良かったです。
そしてビーチの施設も良かったです。
比較する近隣だとコーラル島がありますが、ここのほうが良かったです。
まとめ
ガイドさんいわく、あまりの船揺れに途中戻ろうと判断したくらいだと言ってました…。
通常、この時期は乾季なので天候も安定していることは多いので私の時が珍しかったのだと感じました。
怒涛のツアーが終わりやはり、最後に思うのは、船のツアーで一番すごいと思うのはやはりキャプテンです。
こんな荒波の中、無事で終われたのは彼のおかげです。
到着する少し前にガイドさんから、今日運転してくれたキャプテンとお世話をしてくれたヘルパーさんにチップをお願いしますと、チップボックスを持って回ってくれます。
みなさん、20バーツ札を何枚か畳んで入れていました。
私は細かいのが無かったので100バーツ札を入れましたが、そんなときのために細かいお金は乗船前に用意されとくと良いと思います。
このツアーのチップは渡して差し上げて欲しいと切に思います!
プーケットの旅行会社は人数制限があるので早めに予約をするよう促してくれますが、その必要はあまりないように思います。
年末年始の時期でもプーケットに到着してからの予約でも十分だと個人的には感じました。
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