こんにちは、バンコクにプチ移住中のプル子です!
マリオットホテルグループが誇る、最高級ラグジュアリーホテル、「セントレジス バンコク」。
セントレジスはニューヨークの発祥で立地は必ず各都市の一等地にあり、その名を聞くだけで心が躍るような洗練された魅力が詰まったホテルで有名です。
12月、私たちは普段の穏やかなバンコク生活を離れ、街の中心にあるこのホテルで特別な記念日を過ごしました。
きらびやかなクリスマスの装飾に包まれたロビーや、優雅な客室、そして極上のダイニング体験。
そのすべてがタイらしい温かなホスピタリティとラグジュアリーの見事な調和を感じさせてくれました。
ラチャダムリ通りの中心に位置し、BTSラチャダムリ駅に直結している便利さも、このホテルの大きな魅力。
アクセスの良さと非日常感を兼ね備えた、まさに都会のオアシスといえる場所でした。
ちなみにタイではクリスマスの装飾が翌年の1月中旬まで楽しめることが多く、その華やかさをゆっくり堪能できるのも嬉しいポイントでした。
今回はバンコク在住者だからこそ感じられる「近くて非日常」の贅沢なステイケーションを皆さんにもお届けしたいと思います。
セントレジス バンコクがもたらす極上のひとときを、ぜひ一緒に味わってください。
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アクセス
セントレジスバンコクはバンコクの主要な交通網であるBTSスカイトレインのラチャダムリ駅に直結しており、出口4方面からすぐの、非常にアクセスが便利な場所にあります。
線路を挟む向かい側には緑が美しいロイヤルスポーツクラブの中央がゴルフ場、周りを馬が走る競馬場。
その景色が部屋から見えるカテゴリーのお部屋があり、他のバンコクのホテルとは一味違うのです。
- 雨に濡れずに駅へアクセス可能: ホテルから駅まで、屋根付きの通路で結ばれているため、雨の日でも濡れる心配なく移動できます。
- バンコク市内へのアクセス抜群: BTSを利用すれば、サイアム地区やアソーク地区など、バンコクの主要なショッピングエリアや観光スポットへもスムーズに移動できます。
- 渋滞を気にせず移動: バンコクの交通渋滞を避けて、快適に移動できます。

ロビーエリアと構造
12月のセントレジス バンコクは、華やかなクリスマスムードに包まれています。
ロビーに足を踏み入れた瞬間、目に飛び込んできたのは天井まで届きそうな見事なクリスマスツリー。
その存在感に圧倒され、思わず足を止めて見上げてしまいました。
ゴールドとネイビーブルーを基調とした上品な配色で、特別なデザイナーが装飾したツリーは昼間は洗練された美しさを、夜になると幻想的な輝きを放ち、訪れる人々を魅了していました。
ホテルは24階建てで、11階まではレジデンスとして使用され、12階以上がホテルとなっています。
その構造もセントレジスならではの特別感を感じさせてくれます。
そして1階のロビーではセンスの良いユニフォームを身にまとったスタッフが温かな笑顔で迎えてくれました。
この瞬間から特別な時間が始まる予感に心が躍りました!

チェックインから始まる特別な体験
チェックイン手続きは12階にあるレセプションフロアで行います。エレベーターを降りた瞬間、またしても素敵なクリスマスツリーが目に飛び込んできました。
先ほどロビーで見たツリーとは異なり、こちらは少し小ぶりながらも繊細で上品な装飾が施されています。
そのデザインはまるでホテル全体の雰囲気を象徴するかのようで優雅で心温まる印象を受けました。
このように、どこを歩いても細やかな心遣いが感じられる空間作りがセントレジス バンコクならではの魅力だと感じます。

レセプションではゆったりとしたチェアに座りながらチェックイン手続きを行いました。
その空間には慌ただしさは一切なく、まるでくつろぎのリビングにいるような感覚です。
手続き中には冷たいレモングラス入りのハーバルティーがウェルカムドリンクとして提供され、その爽やかな香りと味わいに癒されながら優雅なひとときを楽しむことができました。
パスポートを預けている間にはこのホテルの特徴であるバトラーサービスについて丁寧に説明を受けました。
滞在中に利用できる特典についても詳しく案内があり、マリオットのアプリを使えば24時間いつでも連絡が取れることや、部屋の電話にはバトラー専用のボタンが設置されていることも教えてもらいました。
細やかなサービスが充実しているのはセントレジスならではの魅力です。
チェックインが完了すると担当してくれたスタッフが笑顔でお部屋まで丁寧に案内してくれました。
最初から最後まで心地よく、これから始まる滞在への期待が一層高まりました。

デスクに用意されていたオレンジ色のマンゴーのグミ。
これがまた何気なく置かれているにもかかわらず、とても美味しくて思わず手が伸びてしまいました。
また、お花が好きな私にとって感動的だったのがコンポート型の花瓶に飾られた美しいアレンジメント。
どの角度から見てもバランスがよく、自然体ながらも洗練されたデザインがとても素敵でした。
このアレンジメントは私自身の花飾りの参考にもなりそうです。
セントレジス バンコクはこうした小さなディテールにまで気を配りながら、ゲストの滞在を特別なものにしてくれる場所だと改めて感じました。
バトラーサービスの心温まるおもてなし(24時間)
お部屋に入って数分後、担当のバトラーさんからお電話をいただきました!
希望のドリンクを伺うためのお電話でしたが、届けていただいた際にはそれ以上に驚くほど細やかなサービスが待っていました。
スーツケースの開梱(アンパッキング)やパッキングサービス、1泊につき一人2枚までのアイロン無料サービスについての案内や、客室設備の使い方を丁寧に説明してくれる心遣いは、まさにセントレジスのホスピタリティそのもの。
「何か必要なことがございましたら、いつでもご連絡ください」という一言がとても頼もしく、これから始まる滞在への期待感を一層高めてくれました。
バトラーは担当制とのことでしたが、翌日はお休みということで新たに女性のバトラーさんが対応してくれました。
それでもどのスタッフも一貫してプロフェッショナルで、温かみのある接客が印象的でした。
さらにドリンクと一緒にサービスとして届けられたスイーツたちも驚きのクオリティ。
この日ばかりはダイエットをお休みして特別な時間を存分に楽しむべきだと感じました。
甘いひとときが、滞在の贅沢感をさらに引き立ててくれます。

上の写真はドリンクと一緒にサービスとして届けられたスイーツたちで驚きのクオリティ。
特に右側にあったスイーツは上にマンゴーが乗ったチョコレート。
濃厚でありながらもマンゴーの爽やかな風味が加わることで、後味が軽やかに仕上がっていました。
この絶妙なバランスに思わず感動!

ランチからお部屋に戻ると新たに届けられたスイーツたちがテーブルに並んでいました。
セントレジス バンコクではどの時間帯でも特別なひとときを演出してくれる心遣いが光ります。
さらに、ドリンクをお願いするたびに一緒に届けられる「バトラークッキー」。
サクッとした食感と口の中でほろりと崩れる優しい味わいが、どんな飲み物とも相性抜群。
こうした小さな心配りが滞在全体を豊かにしてくれるのも、このホテルならではの魅力です。

夜にはターンダウンもあり、またサービスが山盛りでした。
お部屋は高層階から望むバンコクの絶景
お部屋はモダンな内装と上品なタイのアクセントが調和した空間で、まさにラグジュアリーなひとときを演出してくれました。
特に印象的だったのはバンコクの街並みを一望できる絶景。
私たちはこのホテルならではのカテゴリーの「ゴルフコースビュー 2ダブル」のお部屋を選びましたが、ゴルフコースが真正面に見えるのは1キングのみで、2ダブルの場合は横からゴルフコースの景色が楽しめる構造でした。
比較のため、ワンベッドのお部屋も案内していただきましたが、キングサイズベッドは、タイでよく見かける180センチではなく、アメリカンサイズで2メートル以上ある大きさの印象で、広々とした寝心地の良さが想像できました。
2ダブルのベッドも140センチほどの大きさで、快適に過ごせる大きさがあり、部屋自体もこちらのほうが広かった印象を持ちました。
そして、過去最高のベッドの寝心地を体験でき、まさにリラックスできる空間でした。

ゴルフコースビュー 2ダブルお部屋からのの眺めです。
高層階の客室から眺める景色は、日中は活気ある都市のエネルギーを感じ、夜はリラックスした時間を過ごす中で、窓の外に広がる美しい夜景を眺めることができ、より特別感が増しました。

バスルームは深いバスタブとシャワーブースが別に用意されており、快適そのものでした。

アメニティは備え付けですが、上質そのものでした。
スイスの医療施設クリニック・ラ・プレリーが運営するスパ「ロンジェビリティ・ハブ」にインスパイアされたプロダクツを採用しているそうです。(このホテル以外にドバイ、台北、マドリッドなど世界に5つしかない希少スパ)
このボディクリームについているタグは英語の他に中国語でも記載があり、購入したい場合は1500バーツと案内があり、同じ香りのシャワールームに備え付けのシャンプー、コンディショナー、ボディーソープも同じ価格とのことでした。
ちなみにホテルショップはないので、気に入ってこのプロダクトを購入をご希望の場合はバトラーさんにお願いすると用意して持ってきてくれるようです。

15Fの共有エリア
セントレジスバンコクの魅力的な共有施設はすべて15Fに集約されており、贅沢なひとときを過ごすためにぴったりの場所です。
スパは、有名なスイスの医療施設クリニック・ラ・プレリーが運営するスパ「Longevity Hub by Clinique La Prairie(ロンジェビリティ・ハブ)」があります。
これらの共有施設は、セントレジスバンコクで過ごす滞在をさらに特別なものにしてくれる大きな魅力です。
スイミングプール(7時~21時)
屋外プールはゴルフコースとバンコクの街並みを見下ろせる絶景スポット。
夕暮れ時のスイムは特に夕焼けも眺められるので、更におすすめです。
水面に映る空の色がまるで絵画のように美しく、リラックスできる空間が広がっていました。プールサイドには心地よい日差しが降り注ぎ、リフレッシュできる絶好のスポットです。

あまり大きなプールではありませんが、落ち着きのある空間でプールの奥には日陰のソファーエリアもあり、こちらでPCを開き仕事をされる方もいました。
ドリンクや軽食もデッキチェアでいただくことができ、プールの入口にバーも設置されています。

フィットネスセンター(24時間)
ジムは最新の器具が整っており、トレーニング後にはプールでひと泳ぎという贅沢な使い方もできます。
ここにはなんとムエタイのリングの用意もあり、体験ができるようになっていました。

本格的なリングに驚きましたが、こちらの素晴らしいビューにも感動です。

温浴施設とスパ(10-22時)
ジャグジー、スチームサウナ
セントレジスバンコクの魅力的なスパは贅沢なリラクゼーション体験を提供してくれる素晴らしい施設です。
受付でロッカーキーを受け取ると、ジャグジーやスチームサウナなどの温浴施設を楽しむことができます。
この温浴施設は落ち着いた雰囲気で、男女別の贅沢な時間を過ごすのに最適な空間が広がっています。
水着を着用したい方にはそのまま水着で、そうでない方は専用のショーツが用意されており、安心して利用できるルールが整っています。
お風呂が大好きな私はジャグジーやサウナを体験しましたが、その心地よさは格別でずっとここに暮らしたいほどでした。
ラグジュアリーなスパでリフレッシュすることができ、滞在中の最高の癒しのひとときを提供してくれるセントレジスならではの贅沢な施設でした。

ジャグジーとサウナのエリアはメゾネットのようになっており、脱衣所のフロアから階段を下りたところにあります。
左側には41℃のお湯、右側には14℃の水があり、水は上から滝のように流れ打たせ湯のような心地よさを感じられましたが、正直冷たすぎて入れないほどでしたので、これは残念に思いました。(心臓の弱い方は要注意)

疲れた時には休憩できる場所がいくつか用意されており、そこにはお水やスナックも提供されていました。

サウナは2か所あり、スチームサウナとドライサウナの2種類が提供されており、男性用も同様の構造のようです。
また、玉砂利の上を歩くコーナーもあり、日本の温泉のようにリラックスしながら利用できました。
Longevity Hub by Clinique La Prairie(ロンジェビリティ・ハブ)
ラ・プレリーが運営するスパです。
このホテル以外にドバイ、台北、マドリッドなど世界に5つしかない希少スパだそうです。
ラ・プレリーと聞くと、特に「スキンキャビアコレクション」は大昔から根強い人気を誇るのでご存じかと思います。
スパの個室には、このような清潔で整ったお部屋がたくさん用意されていました。

※本項目の写真はスタッフの方と一緒に説明を受けながら了解の上で、撮影を行いました。
レストラン
ランチはオールデーダイニングの「VIU」に行きました。
シグネチャーメニューのタイランド産スズキのグリルとハンバーガーをいただきました。
ドリンクはノンアルコールのトロピカルなドリンクで、パンにはフォカッチャやサワーブレッドなど、温かいものが提供されました。

お魚の身はふっくらとジューシーで、価格は約1000バーツでした。

ハンバーガーは、お好みの焼き加減を聞かれる本格的な一品でした。

イタリアン、タイ料理、インターナショナル料理が見事に融合したレストランで、昼間も夜もコースメニューが用意されていました。
シェフはイタリア出身の方のようで、お客様の様子を何度も観察に来られていたのが印象的でした。
カクテルタイム
12階のロビー階にある「St Regis Bar」は、モダンとクラシックが見事に調和した洗練された空間でした。
ゆったりとしたラウンジチェアと、印象的なシャンデリアが優雅な雰囲気を演出しています。
ゴルフコースビューのお部屋と同じ眺めを楽しめるバーは、他にはない素晴らしい雰囲気を誇っています。
都会の中心に位置する特別なゴルフ場の「ロイヤルバンコクスポーツクラブ」が広がり、その外周には競馬コースも見えます。
さらにその奥には、タイを代表するタイの東大「チュラロンコン大学」の茶色い屋根の建物が見えました。

このホテルにはメンバー専用のラウンジはありませんが、カクテルタイムにはフィンガーフードとドリンクが1杯無料で提供されるサービスがこちらのバーあります。

本格的なバーでは、世界各国のウイスキーに加え、日本の珍しいウイスキーやお酒も豊富に取り揃えられていました。
夕方になるとバーの横にあるテラスで大きなシャンパンボトルをカットするセレモニーが行われ、無料で振舞われます。
タイの冬季シーズンは17:45から開催されており、それ以外のシーズンの時間帯は18:00からとのことでした。

昼間は同じラウンジでクリスマスシーズンならではのアフタヌーンティーも楽しむことができました。
ラウンジには駐在妻風のマダムたちが多く、皆さん楽しそうに過ごしていました。

紅茶は、こちらの缶に入ったTWC(ティーダブリューシー)のものでした。

朝食ビュッフェも充実!
12Fのオールデーダイニングの「VIU」での朝食ビュッフェは、とても充実していました!(6時半~11時まで)
南国のフレッシュフルーツ、粥、タイのヌードル、中東料理、インディアン料理、グルテンフリーのメニューまで、選び放題でした。
なんと朝からマンゴースティッキーライスの用意まであり、タイならではのこだわりの演出でした!

オープンキッチンではシェフにお願いすると、目の前で作ってくれるエッグベネディクトも人気でした。

私が一番感動したのは、サワーブレッドのスライスにアボカドペーストが乗った、オープンサンドでした。
うずらの卵が添えられ、なんとも可愛らしいその姿にも心が温かくなりました。

パンケーキ、ワッフル、フレンチトーストも、お願いすると、上記のオープンサンドと同様に、その場で焼きたてをテーブルまで運んでくれ、どれも美味しかったです。

フレッシュジュースも南国のものまで豊富に揃っていました。

サラダのトッピングには、健康志向の食材が豊富に揃っていました。
こちらのダイニングはイタリアンで、シェフもイタリア人の方だったため、母国を意識したメニューが多く見受けられました。

ここだけ見ると美味しそうなイタリアンに見えてきますね。

サラダのコーナーには、健康に良さそうなトッピングがたくさん用意されていました。

もしひとつコメントを残すなら、バイキングで並べられていたパンが他のJWマリオットのほうが美味しく感じたこと。
前日に食べたランチも同じレストランでしたが、ランチの写真にのせたフォカッチャなどのパンは全て乾いてる感じがして、残念に思いました。
まとめ
都会の喧騒を忘れさせてくれる快適な空間と行き届いたサービス。
「セントレジスバンコク」での滞在は、心に残る素晴らしい思い出となりました。
チェックアウト時には、日本が大好きなControllerの男性とDuty Managerの方がカウンターにいらっしゃって、私たちに日本への旅行の楽しい思い出をたくさん話してくださりました。
タイの方々は親日的な方が多く、日本人として気持ちよく滞在でき、心から感謝することも沢山でした。
最後に1Fのエントランスフロアにミシュランの星を持つ「IGNIV」というおしゃれなレストランがありました。
何気なく覗いてみると、入口にはスイーツが並んでいて、食事をしたお客様には小さな箱に詰めたものがプレゼントされていましたが、食事をしていないゲストにも試食をさせてくださいました。
バームクーヘンもあったので尋ねてみたところ、やはりドイツ人のシェフが作られているとのこと。
ここのスイーツがとても美味しかったので、ぜひ食事に行ってみたいと思いました。
ちなみにディナーはお隣のアナンタラホテルのお寿司屋さんで食べましたが、日本と変わらないそのお味に感動しました。
お部屋にダイニングのパンフレットが用意されていて、アナンタラホテルのレストランとミックスされた掲載がされており、疑問に思いましたが親切な案内でもあると感じました。
バンコクを訪れる際には、極上のサービスで心に残る滞在が可能な、「セントレジスバンコク」の宿泊を検討してみてはいかがでしょうか。


コメント
コメント一覧 (2件)
素晴らしい! いーな いーな😄
よいお年をお迎えください🙏
おーじろーさん、いつも応援をありがとうございます😊
こんなに年月が経つのは早いと思ったことはありません。感謝しながら生きております。
ご家族でどうか、よいお年とお迎えくださいね!
来年またお会いしましようね。どうぞよろしくお願いします💓
またコメントお待ちしております!