タイに長期滞在する場合に考えることのひとつに予防接種があります。
我々は駐在の方のような数年単位での長期ではないので、あまり重要に考えてはいませんでしたが、こちらにお住いの方からいただいたアドバイスを受けることで接種の機会を考えるきっかけをもらいました。
これから長期でタイにご滞在をお考えになられる方は検討するようになると思いますので、ぜひお読みになってみてください。
駐在の方からオススメされた予防接種
私はタイに渡航する際に何も予防接種をせずにきましたが、そのお話を駐在の方にいたしましたところ、成人の場合はA型肝炎、B型肝炎、破傷風、狂犬病をオススメするとのことでした。
タイに駐在の方は家族も含め、渡航前にかなりの種類の数を会社から接種指示があるそうです。
大変そうですがこの量のワクチン接種となるとかなり高額ですので、会社が負担してくれると思うと羨ましい限りです。
タイの住むエリアによってその接種のマスト度は異なる
印象に残るアドバイスがあり、居住する場所によって検討を変えるのもよいとのことです。
デング熱
地方都市にお住いの方は接種される方が多いそうです。また、体温の高い方や日本にいてもよく蚊に刺される方はオススメとのこと。
デング熱でひどい目にあった方のお話も聞きましたがかなり高熱が出るとのことでした。
まれに重症化してデング出血熱やデングショック症候群を発症することがあり、早期に適切な治療が行われなければ死に至ることがあるそうですので怖いですよね。
タイにはコンビニなどでも多くの種類の蚊よけを買うことができます。
日本のものを持ってくるよりも現地で購入したほうが効くと個人的には思いますので是非そうされてみてください。
- (左)日本未発売の「ビオレガード モスブロックセラム」はべたつかずオススメで日本製好きな方に!
- (中央)ミントのタブレットのようなケースに入った虫よけは、薄くて荷物になりにくい。
- (右)ピンク色の「Soffell(ソフェル)」はタイで一番ポピュラーなもの。写真は液体とコットンに含ませているタイプの携帯用に便利なもの。この他にローションタイプもあります。
狂犬病
旦那様のお住まいがタイの地方都市で野良犬が多くいるそうです。タイは日本のように狂犬病が撲滅していない国です。
そのため、その方にとっては狂犬病の予防接種はマストなのだとおっしゃっていました。
猫がかわいいからといって触って引っ掻かれると、それはもう狂犬病の疑いが考えられるので、すぐに病院に行かなくてはならないそう。
タイは日本とは事情が違うので、動物が少し怖い存在のものになってしまうんだそうです。
触らなければいいのでしょうが、そうはいかない時がある場合もあるので検討したいところですね。(リゾート先で追いかけられるなど)
タイで接種を受ける場合
各病院でも普通に接種ができますが、コロナワクチンのように値段には幅があると感じますので、価格は調査されてからのほうが良いと思います。
次の項目で書きますが、私は先日サミティベート病院で破傷風のワクチンを事情があって接種をしてきました。
こちらの病院のサイトに掲載のある料金表はこちらです。こちらから詳細も閲覧できます。
破傷風ワクチンを受けた感想
実は先日、慣れないキッチンで家事の最中にやけどをしてしまいました。やけどのレベルは、その深さ(深度)によってⅠ度、Ⅱ度、Ⅲ度の3段階に分類されますが、私は少し重症度の高いⅡ度の怪我でした。
その際にバンコクのサミティベート病院の外科に行きましたが、医師からこのようなアドバイスを受けました。
タイでやけどをした場合は破傷風のワクチンをオススメしています。もしも過去に破傷風の予防接種をしたことがなければ、最終接種から10年経過した場合は、追加接種を受ける必要があります。
受けた経験も思い出せませんのでこちらでお願いすることにしました。
数度のコロナワクチンの接種に慣れていましたので、接種後の腕の痛みは同様な感じで当日にもう引いて行きました。
少し未知のもので心配していましたが、なんら問題なく終わって安心しました。
まとめ
予防接種には渡航前にプランしながら考える必要があると思います。
こちらに来てからでは遅いケースもあるかもしれませんが、渡航後でも問題なくどこでも接種はできますので心配はありません。
いかがでしたでしょうか?このような判断は個人によるところも大いですが、安心は何物にも代え難いと感じます。
駐在されている以外の方にも現状をお伺いしたことがありますが、全く受けていない方もいらっしゃいました。
どんなコメントでもありがたいので、経験談を教えてくださいますとうれしいです。
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